地に足の着いたバランスのよい教育
スタディが注目する「駿台学園高等学校」のポイント
時代を越えても変わらない価値あるものを見極めて、地に足の着いた教育を高いレベルで展開。その上で、時代の変化とともに変える必要があるものは柔軟に取り入れ、バランスの取れた教育を行っている。同校の前身は1932年に商業学校として誕生し、社会で役立つ実践的な教育を行ってきた。その一方で、1966年に校舎の屋上に天文台を設置して「駿台天文講座」を開講。天文台は大学や研究施設以外では珍しかった時代に、宇宙科学を愛好する人々のためを思っての英断だった。このような創立者の想いを受け継ぎ、実践的な学びと人文系教養をバランスよく組み込み、社会に出た後、それぞれの置かれた場所で活路を見出していける力を育む。英英辞典を活用し、英語で書かれた文法書に基づく指導を行う英語教育にも注目したい。