私立高校

男子校

かいせい

開成高等学校

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学校説明会レポート2010年度入試(2009年実施)

説明会名:学校説明会

開催日 天気 受付開始 開催時間 場所
2009年10月18日(日) - - -

申込み(予約)

申込み方法

HPハガキ電話FAX
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持ち物

申込み控え上履き

参加人数

父親の参加率

-

服装

フォーマルスマートカジュアルラフ

子供向け企画

-

配布物

学校案内入試問題/解説願書説明会レジュメアンケート用紙
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説明会時間:0分

プログラム1

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校長先生より挨拶

説明者:校長 芳野俊彦 先生

開成学園の教育方針について、次のようにお話しされました。

開成は大変長い歴史と伝統のある学校で、今年ちょうど創立138年目にあたります。「質実剛健」「自由精神」これを建学の精神として掲げ、どの時代になっても、時代をリードする人材を世に多く送り出してきました。

<開成の教育目標>
一言で言いますと、中学・高校という心身共に柔軟で変化する非常な重要な時期に、その人の一生涯を支えるような基礎をつくる、人間としての基礎をつくる、 「知、心、体」のゆるぎない土台をつくる、その一言に尽きると思います。

<「知」について>
いわゆる勉強のことですが、開成では、「すべて学問の基礎である」そいう風に位置づけております。そういう中で、基礎学、思考力、創造性を育成する、それがこの学校の方針です。

一例として、ユニークな教育プログラムがあります。研究員助成という制度ですが、何かについて研究したいという生徒がいて、その内容が採択されれば、それを実行する費用を学校が出そうという制度です。

普段現場で生徒指導する先生方も、授業・勉強ばかりでなく、生活指導面でも大変熱心です。

<精神について>
「自由精神」、これを非常に大切にしており、生徒の自主性に委ねるということを基本にしています。

主 な学校行事である、運動会、文化祭などで言いますと、それは組織作りから、各委員をはじめ全て生徒自らが行っています。先生はオブザーバーとして側にいま す。生徒は、与えられた自由のもとで、やる気満々で一生懸命やりますが、その過程で、責任というものが入っているんだなと感じます。

普段、生徒の交わりというのは開成の伝統でもありますが、極めて自然でまったく屈託のない、濃い人間関係です。その中でお互い、いたわり助け合う、そういう精神をよく見ます。

他の学校のOBから、「なぜ、開成の卒業生はいつまでも仲良く自然に付き合えるのか?」ということをよく言われます。開成にとっては当たり前のことですけれど、やはり濃い人間関係がいつまでも持続しているということで、これは開成の大きな伝統だと思います。

<「体(たい)」について>
これは身体のことですけれど、開成は運動・スポーツを奨励して、丈夫な身体を作ること、また、精神的にも、リーダー心を持つ、協調心を持つ、そういう風になってほしいと願っています。

<最後に>
皆さんをバネに例えて話します。
高校入試をして入って来られたとしますと、やはりそこでバネが伸びた形であると思います。

開成は、バネをそのままにして、ただそれを伸ばすのではなく、バネそのものを大きくかつ、まっすぐにする。
そのために色んな仕組みがある、これが開成の特徴ではないかと思います。

そのようにして出来たバネは、エネルギーを蓄えることができますし、大きなパワーができます。
ですから、将来、社会人になった場合に、描くであろう大きなことを実現できる、そういう意味を持ってます。

プログラム2

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カリキュラム、入試等について

説明者:英語担当の先生

説明会資料のカリキュラム表を参考にしながら、次のようにご説明されました。

<編入生について>
土曜日の4時間を含め、週6日の授業を行っています。
高校から開成に入学した生徒は編入生ということになりますが、1年間だけ、中学から上がってきた生徒とは別のクラスになります。

中学校では初めから、理科の授業を物理、科学、生物、地学と分かれて勉強していきます。
数学や、漢文などについては、公立中学校よりも少し先の内容を勉強してきています。

このため、編入生は1年間だけ別クラスを設けており、その1年間で差を埋めていただき、高2 から皆一緒のクラスとなります。

<授業について>
英語に関しては、ネイティブの先生による授業があります。1クラスを半分の少人数にして、英語の授業を行っています。

その他の教科に関しても、それぞれの先生が、手作りの教材や問題を使い、工夫を凝らして、生徒たちの知的好奇心を刺激しながら、授業を進めています。

こうした授業を3年間受けてもらいます。 大学入試にも対応した、十分な知識を身に付けられますが、それと共に真の学問を探求するという姿勢を身につけてもらえます。

<入試について>
説明会資料を参考にしながら、次の説明がありました。

・出願期限
1 月25日(月)から1月27日(水)までです。
例年、出願の初日に朝早くから並ぶ方がいますが、門を開けるのは朝の7時、実際の受付は朝の8時を予定していますのでそれほど早くお越しにならないようにしていただきたいと思います。

・受験所の諸注意
出願時にお渡しする書類をご覧ください。

・入学者平均点
ここ数年の入学者平均点などの入試データは、説明会資料をご参考ください。
(以下、説明会資料の平均点データです。)

―合格者平均―
国語 54.2点、数学 64.9点、英語 64.1点、理科 40.3点、社会 32.8点、
合計 256.3点

―全体平均―
国語 44.4点、数学 47.5点、英語 53.2点、理科 36.3点、社会 29.1点、
合計 210.5点

―満点―
国語 100点、数学 100点、英語 100点、理科 50点、社会 50点、
合計 400点

・繰上げ合格
欠員が生じた場合は、繰上げ合格いたします。
お知らせは2月の下旬までに、電話でご連絡します。

・新型インフルエンザの対応について
今の段階では、これからの流行の状況を見ながら適切に対応していきます。その対応については、開成だけの事情で決められるものではないため、他の私立校、 公立校に与える影響なども十分に考慮しながら判断していくことになります。

・臨時受験室
毎年やっていることで、来年もする予定ですが、臨時受験室を設けます。体調が万全ではない受験生の方には、臨時受験室で受けていただくようにしています。

試験の当日は、養護のスタッフも控えておりますが、お子様の健康が第一ですので、もしお医者様の指示があれば、そちらのほうに従っていただければと思います。

<最後に>
受験生の皆さんが、万全な体調で試験に臨まれて、持てる力を全て発揮し尽くして、そして、合格してもらうということを心からお祈りいたしております。

プログラム3

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学費、奨学金について

説明者:事務局 事務長

学費などお金に関することについて、説明会資料を参考にしながら次のようにご説明されました。

<費用について>
入学検定料は、25,000円です。
22 年度の学費等については、全て今年度と同額となっています。

(1)入学金(300,000円)
(2)施設拡充資金(120,000円)
(3)授業料(月額)(38,500円)
(4)施設維持費(月額)(4,000円)
(5)実験実習料(月額)(4,000円)
(6)父母と先生の会会費(月額)(2,800円)
(7)生徒会会費(月額)(550円)

合格されますと、入学手続時に以下の金額を納入していただきます。
(1)入学金(300,000円)、
(2)施設拡充資金(120,000円)、
合計420,000円

(1)~(7)までの初年度学費等は、合計1,018,200円です。
学費等の合計では、私立高校の中では中ぐらいの水準です。

<その他費用>
その他の教材や、旅行費などの学級費がかかります。
それらの諸費用につきましては、クラスの担任の教員から各ご家庭にご通知いたします。

金額はその年度および、学年によって異なりますが、今年の高校1年生は年額で75,000円となっております。

<開成学園の経費について>
節約できる経費については、色んな工夫をして低く抑えることに努めています。

一例として、この校舎の地下には650トンという雨水の貯水槽を設けており、これを浄水処理してトイレの洗浄水として使っています。こういったような工夫をして、水道料金の削減をしています。
電力料金につきましては、夜間の蓄熱電気を使って節減を図っています。

一方の教育面の充実に関する支出は、迅速かつ積極的な支出をしています。
この校舎は、理科の実験室、コンピュータ教室と近代的な設備を整えています。

体 育の設備についても、一昨年には高校グラウンドの全面的な土の入れ替え工事を実施しました。水はけが良く快適なグラウンドに仕上がりました。このグラウン ドは山手線の内側にある土のグラウンドでは一番広いグラウンドです。伝統の運動会は、毎年このグラウンドで行っています。

今年の夏休みには、高校校舎の全面的な内装の塗装工事を実施しました。それによって教室が大変明るく綺麗になっています。

以上一例ですが、教育環境の改善充実には絶えず力を入れて取り組んでいます。

<奨学金について>
入学後の家計状況の急変が発生し、就学の継続が困難になった場合、2学期から授業料を免除する制度があります。父母と先生の会の奨学金制度や、OB会である開成会の奨学金の貸付制度もご用意しています。

プログラム4

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ビデオ上映

説明者:

生徒たちの学園生活を知っていただくために、開成高等学校の先生方が撮影から編集まですべて手作りで作成されたそうです。

プログラム5

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教員スピーチ(1)

説明者:高1の英語担当 高1編入組(5組)担任の先生

2つのキーワードをあげて、クラスの様子を次のようにお話しされました。

・ノリが良く、熱い
・仲間思い

<「ノリが良く、熱い」について>
ある日の放課後、「なんか最近、教室汚くない?!」と生徒が発言したことをきっかけに、8人の有志が集まり、およそ1時間半かけて綺麗に掃除してくれました。

6月に教育実習生が来たときの話です。ドクターペッパー(炭酸飲料水)が好きな実習生がおりまして、生徒からは親しみを込めてペッパー先生と呼ばれていました。

実習の最後の日、ペッパー先生を教室に呼び、生徒が寄せ書きのメッセージ色紙とドクターペッパー数本をサプライズでプレゼントするということがありました。そのあとに記念撮影もありましたが、非常に和やかな雰囲気で大盛り上がりでした。

先 月の文化祭では、クラス企画として最近流行りの脳科学というのをテーマに、男女の脳の違い、脳年齢テストといったものを作成・実施をしました。夏休みは全 員シフトを組んで、お盆以外はバラバラですがほぼ全員が参加し、生徒が力を合わせて皆で一から作り上げていきました。その努力が実ったせいかもしれません が、文化祭のクラス参団の部でグランプリをもらいました。

どんなことにも皆熱心で、力を貸すことを一切惜しまない、そういった姿が見られます。
こいったことが「ノリが良く、熱い」というこを表していると思います。

<「仲間思い」について>
昨今、インフルエンザが流行してますが、病気やケガでやむを得ず学校をお休みすることがあると思います。

そういったときでも、こちらが何も言わなくても休んだ仲間をサポートしてくれます。具体的には、体調を気遣うメールを送ったり、授業内容をFAXで送ったり、そういった形で授業の内容を伝えてくれたりしています。

私も先週、風邪のため学校を休みましたが、生徒から電話やメールで励ましのメッセージをもらいまして、非常に嬉しく思いました。

運動会の棒倒しなど、非常に荒々しい感じですけれど、本当にみんな優しいです。涙が出そうになるようなこともあります。こういった気遣いが出来るというのは、仲間との絆を大事にしている開成学園では非常に大事なことだと思っています。

生徒を見ていると、開成の自由な校風の中で自分たちのやりたいこと、これを思い切り楽しんでいる様子がうかがえます。互いを尊重して、各々が自分の個性を活かして、全体のために何ができるか、こういったことを考えているのは非常に開成の生徒らしいと思っています。

クラスの皆も言っていますが、開成はおそらく皆さんが想像する以上に楽しい学校だと思っています。
一緒に学びましょう。

(主事の先生より、実際に(この)先生のクラスはとても元気が良く、 授業を始める際にも「お願いします!!」と絶叫されるので圧倒されるほどです。とのお話しがありました。)

プログラム6

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教員スピーチ(2)

説明者:高2・高3年担当 数学科の先生

部活での様子などを、次のようにお話しされました。

<鉄道研究部>
いわゆる鉄研なんですが、そこの顧問をしています。

例年秋、このシーズンになりますと、高2から高1へと部長の交代があります。今年は秋から鉄研の新しい部長は新高の子が、就任することになりました。

新高というのは高校から新しく開成に入ってきた高校生です。これに対して中学から開成にいる古株の高校生は旧高と呼んでいます。もともとは生徒の間で使われていた呼び名のようですが、教員の間では編入と呼ぶことが多いです。

鉄研では、あまり新高の部長はいませんが、過去に1度だけ新高の生徒が部長になったことがありました。
部長となった彼は部をまとめるのに結構苦労をしているようでした。

彼の部長としての夏合宿で、富山から長野へ移動する日、集中豪雨によりJRが止まってしまい、長野へその日のうちに到着できるか心配な状況でした。なんとか無事に到着することができましたが、工程をどういう風に変更しようかという話のときには、大議論になりました。

そいうことがありましたが、彼は、開成卒業してからも大学でも鉄研に入って、開成の鉄研の OB会にもよく顔を出しています。そういう意味では、大変だっただろうとは思いますが、結構楽しく高校時代の部活をやったのではないかと思いました。

<高2の秋以降>
殆どの生徒が受験勉強などはしないで、翌年の5月の運動会に向けて各クラスが動き始めます。

新年度の高3は、クラス対抗のチームの中心になり下級生の指導も任されます。
そのための準備が高2の秋か3学期から始まり、クラス全体が強制参加の部活のようになります。

そして、5月の運動会が終わると、受験モードに突入していくわけです。
開成の高校生として入ってきた場合は、こういう学園生活を送るということになります。

<開成で学園生活を送るにあたり>
こういう学園生活を聞いて、「慌しいな」、「ちょっと忙し過ぎるな」、「どうせ受験校なんだから、もうちょっと受験勉強させてくれ」、そういう風に思った 方もいるかも知れません。ことによると、そういう方は開成に向いていないかも知れません。

開成ということなので、勉強は大変です。私の担当教科の数学もかなり大変だと思います。
でも、こなせないというわけではありません。先輩たちもやってきました。

そ んな勉強をこなしながら、部活や自分たちで設立した同好会、運動会、文化祭、その運営にあたる準備委員会など、いろんな活動に関わり、自分の好きなことと か高校でしかできないことを精一杯やって、「俺、なんでこんなにめちゃくちゃ頑張ってるんだろう、もう限界突破するよ」なんて言いながら、それでも楽しそ うに高校生活を送っている、そういう生徒をたくさん見てきました。

そういう学園生活を送ってほしいと思いながら、私は先生をやっています。
それだけの舞台装置は、ここには揃っていると思います。

そんな濃い、暑苦しい高校生活っていうのは嫌でしょうか?
もし嫌じゃなければ、私と一緒に熱い高校生活を送りましょう。
待ってます。

プログラム7

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まとめ

説明者:中学教員長の先生

学園生活の全体的なことについて、次のようにお話しされました。

<開成の教育について>
開成というのは、入学した当初から大学受験に向けて、厳しい受験用のトレーニングをさせていると思われているかも知れません。

確かに高校3年になれば、大学入試を視野に入れた授業も展開されますが、それまでは、まるで逆のようにすら感じられる授業が展開されています。

例えば、自分たちで行う実験、観察、見学、調査など手作りの手作業の時間が多く取られています。
それらに対する発表やレポートを作成したり、それらに基づいてディスカッションしたりすることによって評価されるという授業が多くあります。

「机 上の学問」すなわち、結果・方法だけを覚えるのではなく、実体験として記憶、まとめということに力を入れています。もちろん、基礎が大事ですから基礎も しっかりとやりますので、授業自体かなり中身の濃いものになってきますが、そのような授業をこなすことによって、日常生活の中に勉強があることが自然と身 についていくと思われます。

<クラス分けについて>
様々な事柄を題材にして、豊かな思考力を身に付けてほしいので、最初から最後まで文系・理系のクラス分けは行っておりません。能力別によるクラス分けも行っておりません。

ただ実際は、志望の大学・学科によって理科・社会の科目選択をしなければならず、選択する授業によってクラス編成をしていくことになります。理科・社会の選択については、生徒の希望が100%叶うように努力しています。

<進学について>
開成というと、東大というイメージがあると思いますが、東大以外は駄目だという指導は行っておりません。
医学部志望の生徒も多く、それぞれが自分の将来を考えて進路を決めるように指導しております。

ただ、より高いレベルの学問を志す生徒が多く、どうしても東大を受験する生徒が多いというのは事実です。

<行事・クラブ活動について>
開成の学校行事は、生徒が主体となって企画・運営をしています。

教 員が何もしないというわけではなく、大人の視点・経験によるアドバイスをしながら最終的な決定の枠組みは生徒が作るようにしています。決定に至るまでに は、どうしても生徒同士の意見の対立、生徒の希望と教員の判断の違いというものが出てきます。そのような場合には徹底的に、議論をします。

いかに相手を説得するか、自分の考えに間違いがないか、相手の考え気持ちをどのように捕らえるか、どこで折り合いをつけるか、まるでミニ合会とも思えるようなことが日常的に行われております。

これはクラブ活動においても、同様です。顧問の教員と連絡を取り、指導を仰ぎながらも、主体的に練習の計画を立て合宿等も計画し実行しています。

このような主体的な活動をすることによって、大人の考え方や自分にはなかったものの考え方に接し、自分を大きく成長させることができると思っております。

学校行事やクラブ活動は、開成の授業とともに、開成のもっとも大切な部分の一つだと思ってます。

<最後に>
教員がどのように、生徒に接しているかということについてお話しします。

教員が確立的に命令を与えて、学校全体をある方向に導くという教育は開成では行っておりません。教員も様々な考え方を持っております。ですから、教員も熱く議論しております。そして生徒との信頼関係を、保つように努めています。

社会的な約束を破ったり、人に迷惑をかけたりしたという場合には厳しく指導しますが、それ以外はじっと見守ることのできる教員であるというのが、開成の特色のひとつだと思います。

質疑・相談等

質疑応答個別相談
- あり

見学

校内見学授業見学
あり -

編集後記

ビデオ上映での運動会の様子では、騎馬戦、縄取り、俵取り、棒倒しと、まさに体と体のぶつかり合いでの真剣勝負が映し出されていました。

私立の進学校としては名門中の名門である開成というと、やはり「勉強ばかり」という勝手なイメージを描きがちですが、ビデオの内容を見て、男子校らしい迫力や元気さなども十分に伝わりました。

また、先生方が生徒を見守る姿勢というのも、非常に温かみがあり好感を持ちました。開成学園の濃い人間関係と太い信頼関係というものを感じられた学校説明会でした。
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