学校のことは小学生のとき、塾の先生に教えてもらいました。女子校がイヤとかそんな風にも思っていなかったので、文化祭を見に行ってみました。その文化祭で見たパフォーマンスにすごく影響されて、入学を決めました。チームに分かれて紙にペイントして、その面積を競う「スプラトゥーン」というのをやっていたのですが、「こんなこともできるのか！楽しそう」と思ったのが理由です。

私は姉がいて、もともと姉が通っていたんです。ですから、女子校ということには、特に抵抗はありませんでした。昔からなんでも姉の真似をしていたので、姉がいるなら私も行きたいと思って学校見学に行きました。学校見学のときにコリドールの雰囲気がとても良かったのも決め手の一つです。コリドールというのは図書館なんですが、宙に浮いているので空中図書館です。

入学したての頃は、入学する前に思っていたより「過ごしやすいな」というのが第一印象だったと思いますが、今は本当に楽しいです！男子の目がないので、自由ですし、どんな行事でも全力で取り組めます。体育祭も全力で心の底から楽しむ感じです。よく、久しぶりに会った友達に「女子校って怖くない？」と聞かれるけど、全然そんなことはなくて、女の子特有の陰湿ないじめとかもまったくないです。

私は入学した後すぐにたくさんの友達ができました。中１の担任の先生が4月に誕生日で、「みんなで誕生日を祝おう」となって、そこから団結力ができたと思います。ミニ球技大会のときも、みんな本気すぎて目が怖かったです。「絶対勝つぞ！」という感じで、みんなで全力を注いでいました。そんな風に団結できるのも女子校のよいところだと思います。

先生と生徒の距離が近いのは魅力だと思います。職員室も入りやすいし、ほかの学校と違って職員室の机が低くて、先生同士が背中合わせで座っているので、先生と生徒が対面で話しやすいようになっています。

つい最近も、ビリビリペンのどっきりをやりました（笑）ペンが壊れたので直してくださいって。何でも先生と話せるので、先生の恋愛事情などを聞いたりすることもあります。実際には経験できないことだからこそ、先生方の話を聞いて情報を得たりしています。大学生になったら活かせるかな、と思って（笑）。