「伝統」と「革新」のハイブリッド教育
スタディが注目する「北鎌倉女子学園高等学校」のポイント
「のびやかな自立した女性を育む」を教育目標として掲げ、その実現に向けて学校改革を推進している北鎌倉女子学園高等学校。自らの手で人生を切り開き、社会に貢献するためにはテクノロジーを理解し、活用する力が必要と考え、1人1台のiPad環境を整備。充実した学習環境の中でテクノロジーをフル活用し、PBL(課題解決型学習)やCBL(チャレンジ設定型学習)といった新しい学びに取り組んでいる。教員全員がiPadや関連アプリの活用に習熟した「Apple Teacher」の認定を受けており、オンライン授業にもスムーズに対応し、どのような状況でも学びを止めない環境が整っている。また、グループ学習やグループディスカッション、プレゼンテーションなどを授業の中ICTで取り入れるなど革新的な取り組みを行う一方、北鎌倉女子学園が大事にしてきた礼法や芸術といった心の教育も大事にしており、「伝統」と「革新」のハイブリッド教育が展開されている。神奈川県内の私立校で唯一「音楽科」があり、多くの卒業生が音楽業界で活躍。ハイレベルな音楽教育を行い、有名音楽大学への学校推薦型選抜枠が充実している点にも注目したい。