私立高校

女子校

せいじょ

成女高等学校

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学校詳細

建学の精神、教育理念

好きなことで未来を拓き、自立した女性を育成

「社会で活躍できる自律・自立した女性の育成」を教育方針に掲げ、明治32年に創立。その建学の精神のもと、時代を見据えて、「好きや得意を自分の将来につなげる」教育をビジョンに設定。「学力・探究」「表現教育」「リーダー教育」の3つの重点教育をキャリア教育につなげ、生徒一人ひとりがどんな進路でも目指していける「360°キャリア探究」の展開を図っている。

教育の特色

キャリア教育につながるゼミ活動と表現教育

「360°キャリア探究」に際し、3年間を通じて「自主研究ゼミ」を実践している。ゼミは、人文・芸術・社会・生活・自然科学の5つの分野に分かれ、生徒は興味関心のあるゼミを1つ選択。各ゼミとも研究内容が大学の学部学科と連動し、高大連携の学びも行っている。段階的な活動として、高1の前半で探究の基礎を身に付け、後半は仮ゼミとして大学のグループ研究に参加し、大学での研究の仕方などを体験する。高2から個人研究に移り、11月の文化祭で中間発表、2月のパフォーマンスフェスティバルでまとめのプレゼンテーションを行う。高3では研究の集大成として卒業論文を作成し、大学入試にも活用している。

ゼミでのプレゼンテーションなど、表現教育にも力を入れ、ボイス、トーク、エッセイ、ヴォーカル、デザイン、フォトの6種のクラスからなる授業を実施。いずれも外部の専門講師(現役のプロ)が指導を行い、生徒は自分の個性や志向性に合わせてクラスを選択し、表現力を磨いていく。

自分の好きなことをゼミで探究し、それを将来の進路につなげる。また、ゼミの学びと進路がリンクし、その進路も文系、理系、芸術など全方位に対応している。そうしたキャリア教育の取り組みが評価を得て、同校は2024年度に「キャリア教育優良学校 文部科学大臣表彰」を受賞している。

施設設備

最先端の設備を備えた新校舎が完成

2026年に第1号館と体育館、2027年に2号館がリニューアルオープンする。新校舎は海外の大学をイメージしたレンガ調のアカデミックな外観。校内には高性能PCや3Dプリンターなど、「DXハイスクール認定校」にふさわしいICT設備を完備。理科の実験室なども最新の設備を備え、廊下の壁をホワイトボードにして発想やコミュニケーションのしやすい空間をつくるなど、探究的な学びを推進する設えとなっている。また、敷地内にはパラソルやベンチを備えたイングリッシュガーデンを造り、昼休みにお弁当を食べるなど、自由に利用することができる。

学校行事

すべての学校行事を生徒会が企画・運営

「自分たちの学校は自分たちの手で」をスローガンに、体育祭や文化祭はもちろん、入学式や卒業式、パフォーマンスフェスティバルなど、基本的にすべての学校行事を生徒会が企画運営している。また、2年生の修学旅行も、生徒が話し合って行き先を決め、学校に提案をして実施している。

部活動

「好き」を追求し、仲間との絆を深める

生徒が希望して必要な条件をクリアすれば、新しくクラブを作ることができる。文化部は、演劇部、華道部、軽音楽部(LM-CLUB)、食文化部、生物部、レクリエーション部など11部。運動部は剣道部、硬式テニス部、ダンス部、チアリーディング部など6部。なかでも軽音楽部(LM-CLUB)は歴史が古く、全国高等学校軽音楽コンテストで入賞するなどトップレベルの活動をしている。また、部活動とは別に、学校説明会を運営する「この花シスターズ」という団体も自主活動をしている。

進路指導

総合型・学校推薦型選抜に完全対応

大学進学をゴールにするのではなく、将来、自立し社会で活躍できるための進路指導を実施。生徒たちは、大学の学部学科と連動した自主研究ゼミで、自分の進路を見出し、それに即した大学・学部を選択する。3年間のゼミ活動や表現プログラムの授業で培った探究力や問題解決力、表現力を活かして、総合型選抜・学校推薦型選抜での大学合格を目指す。小論文や面接の指導も個別に行っている。

その他

大学や企業連携、環太平洋大学との国際教育を強化

各ゼミ単位で大学と連携し、生徒が大学に出向いて実験をしたり、大学の先生が来校して講義をするなど、大学での学びを体験。また、ゴディバジャパンや、第一三共ヘルスケア、花王などの企業と連携し、マーケティングを学んだり、商品の研究や開発などを体験する企業連携にも取り組んでいる。
また、同じ学園グループには、岡山県に本拠地のある環太平洋大学(IPU)があり、ニュージーランドや、2025年には東京キャンパスも開設。同大学と連携したグローバル教育も推進している。

制服

伝統を受け継ぎ、オプション品は生徒が考案

夏・冬とも伝統のセーラー服。スカートに入っている黒い一本線は、大正11年当時の生徒たちが、「成女の誇りと自覚を忘れない」という意味を込めてデザインしたという。セーターやカーディガンなどのオプション品、また、肩掛けバッグから今のリュックへ変更したのも生徒たちのアイデアだ。2026年度には、水色のリボンとカーディガンが新たに加わり、コーディネートのバリエーションがさらに多彩になる。

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