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関東第一高等学校

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スクール特集(関東第一高等学校の特色のある教育 #1)

充実のサポート体制で最難関国立大学を目指す、極少人数制「叡智コース」誕生

関東第一高等学校では、2027年度から最難関国立大学を目指す「叡智コース」がスタート。新コース誕生の経緯やコースの特色を取材した。

約2700人の生徒が4つのコースに分かれ、それぞれが夢中になれるものを見つけて「本気」で取り組んでいる関東第一高等学校。2027年度から5コース制になり、最難関国立大学を目指す「叡智コース」がスタートする。新コース誕生の経緯や特色について、教頭の三原直也先生に話を聞いた。

「知育」分野で頂点を目指す新コース

「知育・徳育・体育」を建学の精神として掲げている同校では、生徒たちが勉強や部活動をはじめとする課外活動に本気で取り組み、その分野での頂点を目指すマインドが根付いている。スポーツの分野では、プロ野球選手、プロサッカー選手、バドミントンのオリンピック選手などを多数輩出。芸術・文化の分野では、吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールで3年連続(1993年〜1995年)金賞という偉業を成し遂げたり、競技かるた部が全国高等学校選手権大会(かるた甲子園)で2連覇(2023年~2024年)するなど、数々の実績を残している。2027年度から、各分野で頂点を極めてきた経験を大学受験に活かし、新たな挑戦をスタートさせる。

「受験する高校を検討している中学生や保護者向けの説明会などで話を聞くと、大学受験でも頂点を目指すコースへの要望が多いと感じていました。本校の校風などは気に入って、ここで学校生活を送ってみたいと思っていても、進学先が自分の希望とマッチしていないというケースがあったのです。サポート体制やカリキュラムを整えれば、各分野で関心を持ったことに本気で取り組むマインドが根付いている本校なら、それが勉強にも活かされて頂点を極められると思っています。スポーツや芸術・文化において頂点を極めてきたという土台があるからこそ、知育の分野でも極められるという確信を持って、新コースをスタートさせることにしました」(三原先生)

「叡智コース」は極少人数制で、1クラス20名以下を徹底するという。

「正直なところ、まだ人数がどれくらい集まるか未知数ですが、叡智コースの基準に達していない生徒を繰り上げで合格とすることは考えていません。例えば30人合格したら、15人ずつ2クラスに分けます。もし10人しか合格者が出なければ、1クラス10人で学ぶことになるでしょう。単願推薦等の出願基準を満たしていても、当日の試験で基準を満たせなかった場合は不合格になることもありえます。3年間、教員がマンツーマンに近いサポートを行っていくので、1クラス20名までとなるようにクラスを編成します」(三原先生)

ハード面もソフト面も充実のサポート体制

他の4コースは週5日制で土曜日に授業はないが、新設される「叡智コース」は週6日制を採用。高校全範囲のインプットを2年次までに完了させ、3年次の1年間はすべて実戦演習と志望校別の補強に充てるという。

「最難関国立大学を目指すコースの場合、自学自習の習慣がついている生徒も多いと考えて、生徒たちの自主性にまかせる学校も多いでしょう。しかし一方で、そこに不安を感じる生徒も一定数います。ですから本校では『師弟同行』をコンセプトに、マンツーマンに近いサポート体制を整えました。自らも最難関を突破してきた精鋭指導陣が、単なる授業担当者としてではなく、共に勝ち抜く伴走者として、最新の入試トレンド分析からメンタル面、大学入学後のキャリアまで見据え、『対話』を重視して全力でサポートします」(三原先生)

最高峰の伴走者だけでなく、2026年夏の大規模改修を経て、校内に「最強の予備校」機能も完備される。

「創立100周年を記念して、5階建ての新校舎が完成しました。普通教室がすべて新校舎に移動するので、これまでの役目を終えた東館は、大改修を経て1棟まるごと自習室となります。EAstudy Centerと名付けた学習センターには、静かな環境で勉強に励むサイレント自習室、友人と議論を深めながら学習を進めるグループ学習室、最難関国立大学等の現役学生チューターから個別に指導を受けることができるブースが設けられます。チューターは常駐しているので、『わからない』を翌日に持ち越すことなく即時対応が可能です。平日は20時まで開室し、土曜日や長期休暇中も利用できるので、徹底的に勉強と向き合える環境が整っています」(三原先生)

「才能」を全面的に支援する特待制度

経済的な理由で最難関国立大学へのチャレンジを諦めることのないように、同コースに合格した生徒は特待制度によって入学金や授業料等の学習関連費用が免除されるという。

「叡智コースでは、将来、国や文化の壁を乗り越えて、世界の進歩に貢献できる人材を育てたいと考えています。ですからその才能に投資する気持ちで、特待制度も整えました。入学金や授業料以外も、例えば、修学旅行では海外のトップユニバーシティを訪問し、世界の研究・知の最前線に触れますが、特別助成金により国内修学旅行と同程度の費用負担で参加可能です。海外のトップ校で学ぶ学生や教授陣との交流は、帰国後の学習に圧倒的な熱量をもたらすでしょう。新コースはその名のとおり、これまで本校が培ってきた教育活動の叡智を『知育』に集結させました。最難関国立大学への現役合格という目標を持っているなら、ぜひ叡智コースで『本気』を見せてほしいです。本校には、その『本気』を様々な面から全力でサポートする体制が整っています」(三原先生)

<取材を終えて>
スポーツや文化・芸術分野で頂点を極めてきた同校が、満を持して「知育」分野への挑戦をスタートさせる。手厚いサポート体制のもとで学べ、特待制度で様々な費用が免除されるというのは非常に魅力的だ。生徒自身の「本気」と最強の指導陣や学習環境によって引き出される未知の可能性によって、どのような未来が切り拓かれるのか注目していきたい。

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