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四條畷学園高等学校

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スクール特集(四條畷学園高等学校の特色のある教育 #5)

「#青春しようぜ」がキーワード。自身の価値を見出す新しい学びの姿。

2022年にスタートした新コース制が話題となり、入学者数が増加している四條畷学園高等学校。「#青春しようぜ」と掲げ、挑戦から自分の価値を見出し、進路へ導く新しい学びについて取材した。

新コース3学年がそろう2024年度入試に向けて

今回、お話を伺ったのは、学校改革と新コース制を導いてきた募集広報部部長の小山宣宏先生。学校の顔として、広報を一手に引き受け、生徒や保護者、学校や塾と、なわ学の新しい教育をPRしてきたアイデアマンだ。

小山先生が中心となって、新しい四條畷学園高校の教育プログラムを構築してきた結果、現在、生徒総数が約1,400名に増え、新コース制2年目の2023年も手ごたえが確信に変わる入学者数が得られた。

四條畷学園高校の存在意義を「生徒が自分の価値観を挑戦の中で見つけ、自然と周りから応援される人になれる環境を提供する」と定め、新コース制の3学年がそろう来春2024年に向け、オープンスクールやSNSを活用し、自由に学校の魅力を発信している。

現在は総合キャリア、発展キャリア、特別シンガクと3つのコースが設置されているが、発展キャリアコースが特に人気のため、2024年度は募集人員を20名増やした。

▶︎募集広報部部長の小山宣宏先生

総合キャリアコース(定員280名)/7クラスのうち1クラスが共学
発展キャリアコース(定員140名)/共学
特別シンガクコース(定員60名)/共学

2024年度も特待生制度として、入学生奨学支援制度が設けられている。1次入試の専願者で個人報告書に記載の3年生2学期評定5教科の評価合計が20以上の場合、入学金23万円が5,650円と公立高校並みに。さらに入学しやすい環境が整えられている。

四條畷学園高校のパーパスに基づいた挑戦プログラム

四條畷学園高等学校は、学校のパーパスを「生徒が自分の価値観を挑戦の中で見つけ、自然と周りから応援される人になれる」とし、まずは教師から行動を変えてきた。「教科を教えることだけが先生ではない。教科はツールであって、そのツールを持って何を教えるか」とプログラムと真剣に向き合い、新コースを運営してきた。

AIがますます存在感を発揮する社会においては、こちらが求める答えはほんの数秒で出されるものとなる。これからの時代に必要なのは、その答えが本当に正しいのか、自ら行動し、そこから学ぶことだ。自身が挑戦を続け、経験を積むことで知力は身につけられると考える。これからの時代は行動できるかどうか。そこに価値があるようになると小山先生は話す。

挑戦の3年間とは何か。それをひと言に集約したのが「#青春しようぜ」のキャッチコピーだ。授業も行事も部活も、ただ時間を過ごすのではなく、すべてが挑戦のプログラムになるのがなわ学スタイル。そこから自分らしい価値観を見つけ「やりたい」を見つけることで卒業後のステージへ結びつけるストーリーだ。この「やりたい」のキーワードは各コースのキャッチコピーでも使われており、大学進学時の選抜方法までつながっている。

総合キャリアコース/やりたいを見つける!→主に学校推薦型選抜を活用
発展キャリアコース/やりたいを創りだす!→主に総合型選抜を活用
特別シンガクコース/やりたいがデキる力を身につける!→主に一般選抜を活用

特筆するのは総合キャリアコースだ。1100名以上の学校推薦型選抜を活用することができ、幅広い進学先から、自分の価値に合うステージへと進むことが可能だ。また発展キャリアコースは、昨今、注目されている総合型選抜に自然と対応できるようプログラムされている。

バラエティ豊かなチャレンジプログラム

「やりたいを見つける!」と掲げる総合キャリアコースの特徴は、キャリアデザインの授業だ。四條畷学園高校オリジナルの講座で、40を越える講座から自分の興味関心に合わせて選択して学ぶことが可能だ。韓国語やトータルビューティ、服飾デザイン、調理、保育、アニメ、声優、ゲームなど、多くの大学や専門学校、企業とコラボレーションした講座だ。

たとえばメイク講座でも生徒によって価値観は違う。コンプレックスを解消するためのツールとして価値を感じる生徒もいれば、色を組み合わせ、相手に最適な色を探究するのが楽しいという生徒もいる。また、進路探究の一環として対話の中から、いろいろな価値があることに気づける仕組みができている。

現2年生は1年生の終わりとなる今年2月に、1年間の集大成としてスピーチコンテストを開催した。それぞれに「好きなこと・得意なこと・大切なこと」を考え、その中から自分だけの価値観を言語化してスピーチを実施。優勝した生徒は「人を信じることができなかったけど、中学時代、ある先生のおかげでそれぞれの個性を認めることが大切だと気づき、価値観が変わった。自分も先生のように、子どもたちそれぞれを認めてあげられる先生になりたい。自死を選ぶような子どもがいなくなる社会を創りたい」と堂々と発表したそう。自分についてそれぞれがオープンマインドで語るコンテストは、非常に意義のあるチャレンジとなり、先生方も改めて生徒とコースのポテンシャルを再確認した。

時代としては、やりたいことを見つけたいけど、失敗したくないから動けない生徒も多いと言われる中、四條畷学園高校では、楽しんでどんどんチャレンジする姿が印象的だ。

青春をキーワードに対話を深め、行動につなげる

発展キャリアコースはさらに範囲が広い。「青春倍増計画」と銘打って「青春って何?」から対話をスタートする。自分たちの青春を自分たちで話し合って定義づけ、クラスで発表してみんなを巻き込んでいく。

この流れは探究活動として成り立つ。自分たちがどう青春できるか、一番いい思い出を創ろうというテーマから始まって、探究の作法を身につけられる仕組みになっている。1年生では探究へのマインドを作り、2年生ではPDCAサイクルを回して実践を重ね、3年生では一番興味のあることの解決に向けて動いていく。ビジネスの世界でも行われていることを実際に行っている。

ごくごく身近なところからテーマがスタートするのも興味深い。例えば「夜の学校怖いよね」からスタートした対話は、夜の学校を貸切ってのホラー映画鑑賞や花火大会に結実した。どうやったら楽しいかを真剣に考える。コンプライアンスにかんじがらめになりがちな時代に、遊び心のある企画が実施できる学校の懐の深さもすばらしい。

勉強軸だけでなく、どの軸でなら自分が活きるかは、行動してみないとわからない。だからこそ先生はしっかり観察し「君はこの軸がすばらしい」と的確に気づきを授けることが大切だと小山先生は話す。とにかく行動してもらうこと、活動することで生徒の核となるところが見えてくる。子どもたちが動いているのを観察して、的確な軸をアドバイスするのが、これからの時代の教師の役割と定義づけられた。

<取材を終えて>
偏差値重視の教育からの脱却は、教育界の共通の課題だが、そこに学校独自の明確な答えを持ち、実行に移せている学校はいかほどだろうか。

何かやりたいけど、何がやりたいかわからないという生徒には「とにかくおいで」と語りかける小山先生。四條畷学園高校では生徒ファーストをかかげ「青春」をキーワードにたくさんの生徒に行動することの楽しさや充実感を体感させ、自らの価値を見出すことをサポートしている。その価値はやがて気づきとなって、将来へ導いてくれる。どんな生徒も自分の価値という答えを見つけられる、そんな期待感のあるお話だった。

とにかく行動することをモットーとするが、これは四條畷学園の教育理念「実践躬行」に直結する。全体として企業とコラボレーションするプログラムも多く、外に向かって開かれた学校である印象が強い。InstagramやX(旧Twitter)、TiktokなどSNSを覗けば、その様子は積極的に情報発信されている。真剣な表情やたくさんの笑顔は充実したチャレンジの証だ。まずはSNSでその様子をご覧いただき、ぜひオープンスクールでは実際に小山先生や生徒のお話から、その充実感を体感してほしい。

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