私立高校

女子校

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なかむら

中村高等学校 

学校詳細

建学の精神、教育理念

機に応じて活動できる女性の育成

「機に応じて活動すべき教育ある女性の育成」という建学の理念のもとに、 1909年(明治42年)に中村高等女学校として誕生。創立時と変わらぬ理念、精神のもと、未来を見通した教育を追求している。「清く、直く、明るく」の校訓のもと、自分や他人に嘘をつかない、自分と同じ考えでなくてもまずは素直に受け止め、やりたいことに思いっきりチャレンジする、「明るく伸びやかで飾らない生徒」を育成。予測困難な時代に「幸せになる」ためには、変化に対応する力や自分のキャリアを自分でデザインする力が必要であると考え、授業や様々な活動の中でそれらを身につけることを目指す。

教育の特色

国際科は全員留学、普通科は多様な進路に対応

国際科の生徒は、全員約1年間、英語圏(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドから選択)の高校に原則1校1名で留学し、「国際力」を身につける。留学先は、教育環境の整った治安の良い地域に立地する学校を提携校とし、事前に教員が視察。TOEFL対策用カリキュラムを入学時から取り入れ、留学時にはiBT61点(PBT500点)、留学後から卒業までにiBT80点(PBT550点)以上獲得を目標として、留学中に身につけた「英語力」を更に伸ばして確実なものにしていく。英語以外の教科でもネイティブの教員が担当する授業があり、実践的な授業で英語力を養う。
留学中は保護者と情報共有。留学前後のサポート体制もしっかりと整えられている。留学前には留学先の地域について理解を深め、留学先での研究テーマを設定。研究計画を立てて、留学中はそのテーマに関するフィールドワークを実施する。留学後はその成果をレポートにまとめてプレゼンテーションを行うなど、3年間のカリキュラムを通じて「自己表現力」「コミュニケーション能力」「問題発見解決能力」「行動力」をバランスよく備えた「地球市民」の育成を目指す。
普通科は、MARCH以上の難関大進学を目指す特別進学コース(特進)と、MARCHを始め多様な4年制大進学を目指す総合進学コース(総進)からなる。通常授業に加え、夏期講習や冬期講習、希望制の学習合宿等で大学受験に必要な学力をつける。さらに、20時残留やキャリアサポーター制度等で大学への進学を制度面でもサポート。塾や予備校へ行かなくても対応できる体制が作られている。また、行事や部活動、キャリア教育活動を通じて自分の経験や考えを文字化し、ポートフォリオ(活動履歴)に厚みを持たせるようにしている。

施設設備

明るく開放的な学びの空間

本館は、地下1階、地上7階建て。最上階にある図書室「コリドール」からは、緑豊かな清澄庭園や東京スカイツリーなどが見え、四季折々の自然風景が楽しめる。体育館は、天井の高さが通常の2倍ほどあり、国際試合ができる規格。本館内にある「光の小路」と呼ばれるスペースには7つのブースがあり、友達同士でおしゃべりをしたり自習するなど、自由に活用できる。2012年に完成した新館には、パソコンを備えた多目的ルームやカフェ(中1から高3まで利用可)があり、放課後は自習に使えるスペースとなる。新館には全校生徒の推薦書籍「私の1冊」の本棚が設置されており、生徒たちは自由に読むことができる。

学校行事

視野を広げるグローカル行事

文化祭(清澄祭)や体育祭など、一般的な学校行事のほか、視野を広げるために"グローカル"行事(グローバル+ローカル)も実施。研修合宿や修学旅行(普通科)では、国内で世界文化遺産などを訪れる。国際科の生徒は全員、1年次の1月末~2年次の12月まで留学し、普通科の生徒(希望者)は、夏休み中にオーストラリア語学研修を実施。また、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム 高校生コース」(返済不要の奨学金や研修等を通して学生の留学を支援する制度)にも学校全体で積極的にチャレンジしている。初年度から4年連続で選抜されており、ダンス留学やサッカー留学などを実現。

部活動

部活動で地域貢献

多くの部で中学生と高校生が一緒に活動しているため、高校生が中学生に指導するという経験も得られる。運動部は、全国優勝30回以上を誇る伝統あるバレーボール部をはじめ、ダンス、バトン、テニスなど。文化部は、吹奏楽や軽音楽、ハンドベル、ボランティアなどがある。部によって活動ペースが異なるので、2つの部を兼部することも可能。地域の人々に見守られ、地域との交流も行っており、部活動を通して地域に貢献する機会も多い。吹奏楽部は、江東区で開催されるイベントなどで演奏し、茶道部と書道部は清澄庭園で行われる日本文化体験のイベントで外国人観光客などと交流。合唱部は、区内の病院でクリスマスコンサートなども開催している。

進路指導

進路と進学の両面からキャリアデザイン

キャリア教育元年といわれる2004年に先駆けて、2002年から「キャリアデザイン授業」をスタート。30歳は様々なライフイベントが起き、探究から実現段階にかかる大切な時期であることから、「30歳からの自分を考える」をテーマに、進路と進学の両面から生徒一人ひとりのキャリアデザインを支援。人とのハーモニーを大切にした"協奏"社会の創造を目指し、様々なプログラムを通して自分のキャリアをデザインする力を身につける。グローバル社会で「一緒に仕事がしたい」と思われるように、フォロワーシップとリーダーシップのどちらも理解し、どちらの立場にもなれる人材を育成。
進路を決める際には、いきなり「行きたい大学」を決めるのではなく、まずは「自分が何をしたいか」を考え、そのために必要なことを学べる学部や学科を調べたうえで、それを学べる大学を選ぶという段階を踏むよう指導している。

その他

海外大学受験にも対応

国際科では、海外大学の受験対策の1つとして、SAT(アメリカの大学進学に求められる統一試験の1つ)対策を行っている。Math、Evidence-Based Reading、Writingの3科目が必修で、Essayは選択科目。Mathは日本人の数学教員、他の科目はネイティブ講師が担当し、実践的な授業を行う。また、一定の学力や条件をクリアした生徒は、テンプル大学ジャパンキャンパスで学び、単位を取得することも可能。推薦入試での優遇があり、取得した単位は北米の大学へ進学した後も履修単位として認定される(上限8単位)。国際科では、第2外国語としてスペイン語が選択可能。