私立高校

共学校

いくぶんかんぐろーばる

郁文館グローバル高等学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

夢を持ち、夢を叶えるための「夢教育」

子どもたちの幸せのためだけに学校はあるという教育理念の元、「夢教育」を行う同校。「7つの約束」と「夢7原則」を掲げ、夢を叶えるために必要な人間力、学力、グローバル力の向上を目指している。“子どもたちに夢を持たせ 夢を追わせ 夢を叶えさせる”ことを教育目的に掲げる同校の夢教育は、21世紀になり急速に変貌しつつある社会の変化に対応する人材を育成する教育方針だ。

【七つの約束】
主人公として大いなる人生を 郁文生の誇りを忘れず 夢と希望を持ち 力強く歩き続けなさい
ー、笑顔で元気よく挨拶せよ
ー、約束を守れ嘘をつくな
ー、すべてに感謝せよ
ー、自らの夢のために限界をこえた努力を継続せよ
ー、損得ではなく善悪で判断せよ
ー、他人の喜び悲しみを共有せよ
ー、正しいと信じ決めたことは諦めず最後までやり遂げよ

【夢7原則】
ー、「どうしても叶えたい」夢を持つ
ー、夢に日付けを入れる
ー、勉強し、計画化する
ー、カラーでイメージする
ー、あきらめない
ー、運を味方にする
ー、夢を追うプロセスの中で、成長する

教育の特色

1年間の海外留学で国内外で活躍できる知識を体得

知識・情報を自ら得る、深く考える、社会と関わり行動することに圧倒的な強みを発揮するアクティブラーニング。机上の学習で終わらせず、実践に落とし込んだユニークな取り組みを行っている。

求める学びに合わせ、文系の「Liberal Artsクラス」と理系の「Honorsクラス」の2コースが用意されている。どちらのコースも2年次の1年間、海外留学を経験し(「Liberal Artsクラス」はカナダまたはニュージーランド、「Honorsクラス」はアメリカ)、国内外で活躍できる知識を身につける。

日本人の教養の一部として、プログラムされているのが日本文化講座だ。礼法マナーの専門講師をお招きし、着物、浴衣の着付け、礼法、作法などを学ぶ。また、帝国ホテルにおけるテーブルマナー講習会では、コース料理でナイフとフォークの使い方など、基本的な西洋のテーブルマナーを学ぶ。

郁文館グローバル高校1年生と3年生、グローバルリーダー特進クラスの中学3年生による「協働ゼミ」では、ビジネス、ツーリズム、エコロジーなど、16種類のゼミから関心があるゼミを選び、各自の研究テーマの探究活動を行う。「協働ゼミ」は、時間割の中に週2コマ組み込まれており、外部講師を招いたり、こちらから訪問して研究活動行うほか、フィールドワークや、ときには海外へ赴き、現地で国際貢献を行うなどしている。

また、高校1年生の1月下旬から、全員が一年間の長期留学を経験する。基本的に留学は一校に一人で、ホームステイか寮で自立した生活をしながら、それぞれの学びを深化させる。現地で取得した単位は郁文館グローバル高校の単位として認定され、帰国後はそのまま3年生に進級となる。
「Liberal Arts Track」の場合、留学先はニュージーランドとカナダ。英語力の向上はもちろん、コミュニケーション能力、柔軟性、協調性、異文化に対する理解など、グローバル社会で生きる人材としての素養が身に付く。「Global Science Track」の場合、留学先はオーストラリアとカナダ。1年間の留学で英語力を身につけ、研究プロジェクトの促進ができる。

施設設備

次世代型学習施設「FUTURE LAB」

全教室にプロジェクターとwi-fiを完備。各階にはハブスペースが設けられ、生徒同士や教員とのディスカッションの場として、30,000冊の蔵書を誇る図書室は、休憩時間や放課後の学習に利用されている。また、郁文館が誇る次世代型学習施設「FUTURE LAB」は、進化するテクノロジーや革新的技術を取り入れ、新しい教育を提供できる場所となっている。6台のプロジェクターと壁面を利用した巨大スクリーンほか、最新型のPCや3DプリンターのICT機器が完備されており、巨大スクリーンを使い、バングラディッシュにある姉妹校との定期的な異文化交流やサイエンスの実験などが行われている。

学校行事

3大イベント「体育祭」「郁秋祭」「夢の日」

毎年5月に開催される、体育祭。中学1年から高校3年までが縦割りで6つの段に分かれ競い合う。

秋に開催される郁秋祭(文化祭)では合唱コンクールやダンスコンテスト、文化部・ゼミ活動の発表などが行われる。中でも企業体験ブース(模擬店)は、高校1年生の一大イベントで、「起業体験プログラム」で起ち上げた、生徒による株式会社が運営。事業計画書の作成から資金調達まですべてを生徒が行い、終了後は公認会計士の先生方の指導のもとで、決算書類を作成し株主総会で報告を行う。

毎年2月に開催されるのが「夢の日」だ。同校の生徒にとって、1年を振り返るとともに新年度の始まりの日となる。生徒たちは「決意カード」に自らの夢と次年度の目標を記入するという、同校らしいイベントだ。

部活動

運動系・文科系・委員会活動も盛ん

運動部では、歴史を誇る柔道部を初め、剣道部、高校硬式野球部、高校サッカー部、ゴルフ部、ダンス部など、研究会・同好会を含め多くの部が活動。文化部では生物部、鉄道研究部、ブラスバンド部、釣り研究会、料理同好会などが活動している。活動の成果は秋に開催される郁秋祭で発表される。

その他、郁秋祭の実行委員であるエンタテイメント委員会や農業委員会、SDGs委員会などの委員会活動も盛んだ。

進路指導

海外進学も視野に入れた進路指導

グローバル高校の卒業生の約4割は、米国、イギリス、カナダ、台湾、マレーシア、オーストラリアなど、海外の大学に進学している。

同校の海外向けの進路指導の強みは、アメリカ・シリコンバレー在住の専門の進路カウンセラーと連携していることだ。カウンセラーは定期的に来日し、北米大学への進学を希望している生徒と面談を行う。プロの知識を提供していただくことで、数ある進学先の中から、専門分野や環境等、より希望にあった進路選択が可能になる。また、全教員が進路指導のプロフェッショナルであり、担任だけでなく全教員が進路指導の会議に参加し、情報を共有。理事長を含めたすべての教員が、生徒の希望に応じて、何度でも相談に応じる体制が整っている。

さらに、各家庭の方針と生徒の希望に合った進路指導実現のために、保護者向けに、頻繁に海外大学進学説明会を開催し、必要な学費、生活費、奨学金の状況など、海外進学の具体的なプランについて情報共有を行っている。

その他

起業家精神を養う2つのプログラム

●アントレプレナーシッププログラム
郁文館グローバル高校1年生と3年生のビジネスゼミ有志が、起業プロセスを実体験から学ぶ。同プログラムでは疑似株式会社を設立し、組織づくり、事業計画設計、資金調達、マーケティング、営業活動、会計、決算報告まで、実際の企業活動に則した流れに従い、生徒自らが実践していく。

同プログラムの営業活動は、地元の夏祭りなど学外で4日間行う。実社会で通用するビジネスなのか、厳しい市場における活動が求められる。2017年より、株式会社ビジネス・ブレークスルーが運営するビジネス・ブレークスルー大学(以下BBT大学)と連携し、同大学が高校生向けに開発したBBT大学・高校講座シリーズをプログラムに導入している。

●高校生社長講座~起業塾~
欧米各国に比べて起業家教育が遅れていると言われている日本。高校生に実践的な起業ノウハウを教え、起業家を輩出することは、日本経済再生・地方創生の実現にもつながり、社会的意義も大きいと考え、日本初の本格的な高校生起業教育として2018年から高校生版MBA「高校生社長講座~起業塾~」を開講している。

1年次に30名程度の希望者を募り、3年間をかけて起業に必要な知識、経営戦略、事業運営、ノウハウなどを学び、実践する。専属メンターとして、起業経験者でもある渡邉美樹理事長が直接指導を行うほか、著名な起業家や経営者などを講師に迎え、実体験に基づいた講義を行う。

高校3年次には、一般社団法人「ソーシャル・ビジネス・ドリームパートナーズ」からの出資を受け、実際に起業し営業活動を開始するなど、若き起業家の輩出を目指す。

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