母と姉がこの学校の卒業生で、姉は去年までこの学校の生徒でした。オープンキャンパスに来たら、とてもいい印象だったので決めました。

幼稚園に行く道中に、この学校が見えて「あの建物は何だろう」と思っていました。そのうち東京純心高校だと知ったんです。母とオープンキャンパスに来たとき、道に迷っていた私たちを純心生がやさしく声をかけてくれて、感動しました。当時の私は内気で、自分から声をかけて人を助けてあげるなんてできなかったので「純心生はすごい」と思って、この学校に決めました。

私が通っていた小学校は、けっこう思ったことをパっと口に出す子が多かったんですが、この学校に入学したら、すごくみんな優しくて思いやりを感じることが増えました。中学入学以来、男子のいない女子校生活を3年以上送っているので、今の環境が居心地良くて好きです。

小学生のときは内気だったんですが、中学ではハキハキ物を言うタイプになって、男子にも「間違っている」と思ったら、物おじせずに自分の意見を言ったりしていました。そんな態度を改めて穏やかになりたいと思っていたので、この学校に来てよかったです。すごく落ち着きました。

スポーツ大会、純心祭（文化祭）など行事にすごく力を入れています。体育はあまり得意ではないのですが、みんなが頑張っている姿を見ると、自然と力が沸いてきて頑張れます。

少人数の学校なので、学年のほぼ全員と話したことがあります。少人数だからこそ、一致団結して行事などに取り組むことができるんだと思います。スポーツ大会のとき、私はリレーの選手ですごく緊張していたのですが、みんなが応援プレートを掲げてエールを送ってくれて、それを見たときはうれしくて泣きました。

小テストが多いです。でも小テストがあるおかげで、授業の後に復習をするようになるので、テストは大変だけど自分にとってプラスになります。

私は高校入学まで予習をやっていなくて、試験前に勉強するくらいだったんです。でも、それではこの学校では勉強についていけないので、予習復習をやるようになりました。

純心は雰囲気がフレンドリーです。私は小学生のときは自分の意見を言えない子だったのですが、この学校に来て、自分の意見が言えるようになりました。自然と交遊関係も広まっていき、毎日が楽しいです。この学校にくれば、いい友達と巡り合えると思います。

受験生の皆さんは共学か女子校かと悩む時期があると思いますが、女子校はいいですよ。男子の目を気にせずに伸び伸びできますし、優しい人になれます。私はこの学校に通うようになり、中学時代の友達から「丸くなったね」と言われました。この学校の雰囲気や先生や友達の存在が、トゲトゲした私を変えてくれました。女子校だけど怖い女子はいません（笑）。ぜひ一緒に学びましょう。