各クラスからスローガンのアイデアを集めました。その中でもエトワールの「星」にちなんだものが多かったので、一人ひとりが輝けるようにという思いを込めて、このスローガンに決まりました。選んだのは秋輝祭実行委員会と生徒会の幹部です。

新型コロナウィルス感染症が５類になり、感染対策が解除になったので、今年の秋輝祭は昨年のような制限を設けず、以前の秋輝祭と同じようにしたいと思っています。例えば昨年、３年生のみ飲食を扱うことが可能だったのですが、今年は２年もできるようになったので進めていきたいし、決まった場所でしか飲食のブースは設けられなかったのですが、今年は教室の利用もOKになったので、できることが広がったと感じています。

ここ数年はコロナ禍でさまざまな制限があり、やりたいことが全然できないと思っていました。でもそれは私だけじゃなく、ほかにも我慢してきた人がたくさんいると思って、そういう気持ちを抱えている人たちが楽しい気持ちになることがしたいと考えました。私は２年のときも実行委員長に立候補しましたが、委員長にはなれませんでした。でも秋輝祭実行委員として関わり、今年、再立候補して委員長になることができました。

私も経緯は同じで、中学のときからコロナ禍でずっとやりたいことができなくてモヤモヤしていました。もっと弾けたいのに弾けることができなくて……。だから秋輝祭実行委員になって、自分の個性を表現していきたいと思いました。

委員長は、委員会で決めたルールを先生と打ち合わせして確定していくなど、委員会と先生の橋渡し的な存在です。今年は、秋輝祭にメークをして来たいという声が多いので、どこまでなら大丈夫か、それとも全てNGか……など先生に相談して決定していく予定です。委員長が秋輝祭を一番把握しているので、当日は色々な教室などを回って、順調に進んでいるかチェックする予定。かなり忙しくなりそうです。

委員長が先生との打ち合わせで不在のときは、私たち副委員長が委員会を仕切ることもあります。

5月に桜花祭（体育祭）が終わってからスタートしたのですが、すぐに定期考査があったので大変でした。テスト１週間前なのに秋輝祭のことで予定がいっぱいでしたから。

テスト前に予定が組み込まれていたので、逆算して早めにテスト勉強をするなど工夫しました。

私の場合は、叔母がこの学校の卒業生なんです。何度も秋輝祭に来ていたので親近感がありました。決め手になったのはオープンキャンパスです。案内してくれた在校生が「中学の時は勉強が苦手だったけど、この学校に入ってから成績が上がった」という話をしていたので、この学校に決めました。私は中学時代、勉強が全然できなくて、テストも30点くらいしか取れなかったんです。でもこの学校に入学したら、テストの点数が80～90点台に上がりました。女子校なので、異性の目を気にせず、自由に伸び伸びと学校生活を送れるのも楽しいです。

私は将来、音楽とか映像の分野で活躍したいという目標があるので、マルチメディア表現コースに惹かれて入学を決めました。実際に入ってみたら、音楽や映像の世界には私の知らないさまざまな仕事があることを知って視野が広がりましたし、勉強はとても楽しいです。

先生と生徒の距離が近いことと女子同士の友情が深く築けること。友達はもう家族みたいです。

コースごとにクラスの雰囲気が全然違って面白いです。マルチメディア表現コースは、イラストが好きな子が多く、アニメの話も詳しくできます。自分が描いたオリジナルキャラクターを見てもらって、いろんな意見をもらえたりするので勉強になります。

キャリアデザインコースは、将来やりたいことが明確に決まっていない人にいろんな可能性があるよと教えてくれます。選択科目の授業で、理系、文系の選択ができますし、選択肢は多い方がいいので、そこが魅力だと思います。

１年のときは医療系に行こうかと考えていたのですが、２年になって警察関係の仕事に就きたいと思うようになりました。世界を平和にしたいし、人を助けたいと思ったんです。進路は大学の法学部を目指しています。

私は、お話ししたように音楽や映像関連の仕事に就きたいです。二次元舞台の背景のアニメーションを作ったりすることにも興味を持っているので、まずスキルをつけるために専門学校への進学を考えています。

やはり学校に足を運んで、学校の雰囲気や生徒の様子を見るだけで、自分に合うか合わないかがわかると思うんです。秋輝祭に来て、いろいろと見て回ってください。今年は自由度が増したので楽しいと思います。

各コースの特徴がよく出た展示物などもたくさんあるので、自分に向いているコースを見つけるための判断基準になると思います。コースを決めるのに秋輝祭を体験するのはおすすめです。