学校詳細
建学の精神、教育理念
世界に貢献する人を育成する
建学の精神「和の精神のもと、世界に貢献する人の育成」を現在もしっかり受け継ぎ、教育の最終目標に設定して指導を行っている。校訓に「健康、真面目、努力」を掲げ「教師と生徒が心を触れ合わせ、手塩にかける教育」、「凝念※を通じて心を鍛える教育」、「実践躬行の体験教育」を通して心身ともに健全で、自律心を持った生徒を育てている。
※凝念…心の働きを一転に集めること。姿勢を正して腰掛け、両手を下腹部に合わせて目をつむり、臍下丹田(せいかたんでん)に力を入れる。精神統一の効果があり、集中力が身につく。
教育の特色
君の「針路」にこだわる
3コース制で大学受験に挑戦。SMGSコースは最難関国立大学、最難関私立大学をめざし、国立大学受験に対応したカリキュラム。MGSコースは高2でMG(グローバル)、MS(サイエンス)に文理区分がなされ、難関私立大学、国公立大学理系学部を狙う。両コースともに一般受験が前提で、長期休暇などには特別講習や勉強合宿などが組まれる。一方で、本科コースは一般受験ではなく、推薦入試型の受験で大学進学をめざす。総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校推薦は600枠以上)、明星大学特別推薦などの指導においては、担任、学年、進路指導部が一丸となって生徒を支援。例年、生徒の約95%が現役で大学進学となっている。
全校1000人規模で行われる高校行事は盛んで、初夏には体育祭、秋には明星祭、また、冬にはマラソン大会などがある。修学旅行は高2で行われ、国内外がその目的地となる。
施設設備
最新設備を完備。運動施設も充実
全教室に電子黒板を設置し、可動式の電子黒板も8台装備。2016年に改装し、木の温もりに包まれた図書室は、約13万冊の蔵書数、ノートPC(無線LAN)などの最新設備も備える。理科室は、科学・物理・生物それぞれ2室配置。本格的なスタードームもあり、主に理科部が部活動で天体観測を行っている。300人収容のカフェテリアは、食事以外に談話や自習スペースとして利用されている。運動施設として2棟の体育館と武道館があり、総合体育館は、地下1階が屋内温水プール、1・3階がアリーナ、2階がトレーニングルーム。部活動の拠点となる部室も隣接している。テニスコート、グラウンドも広く、ナイター設備が完備。
学校行事
体育祭、文化祭は生徒主体で開催
体育祭、明星祭(文化祭)は中高合同で開催し、生徒が主体となって、企画から運営までを担当。今年度から体育祭は、縦割りでチームを編成している。海外研修旅行は、ニュージーランド、ベトナム、台湾から選択(2019年度実績)。1月は立川の「国営昭和記念公園」で伝統のマラソン大会を実施。1・2年生全員参加で男子は8キロ、女子は4キロの距離を走る。
部活動
恵まれた施設でのびのびと活動
運動部では野球部、陸上部、ダンス部、バドミントン部、ハンドボール部などが活躍している。文化部では演劇部、軽音楽部、吹奏楽部などの他、珍しいところでは釣り研究部、鉄道研究部などもある。なお、強化指定の部活動は野球部、吹奏楽部、ハンドボール部となる。
進路指導
丁寧な学習指導で、難関大学の進学率が上昇
模試の成績などのデータをもとに、生徒1人ひとりの生活や学習法を見直し、進路指導の教諭が志望校の合格に向けたアドバイスを早い段階から行っている。学習支援として、合宿勉強会(1・2年)や早朝・放課後に行う入試対策講座(2・3年)、自分が学びたい教科の講座を受講する自由選択授業(3年)などを実施。国公立大学、早慶上智、GMARCH等難関大学の合格実績も伸びる傾向にある。
その他
たくさんの本物に触れる機会を用意
体験教育の一環として、毎週土曜日の午後に「世界の扉」と称し、様々なスペシャリストを学校に招いて講演会を行ったり、企業や施設などを訪問。また、グローバル社会のリーダーを目指すMGSクラスでは、合宿勉強会に、東京大学の学生や、第一線で活躍している社会人の話を聞く場を設定。今後は、アメリカのボストンで大学見学などを行う研修を実施する予定だ。
制服
詰襟とブレザー
男子は伝統の詰襟の学生服。夏期は半袖の白シャツ。女子はリボン、ブレザー、スカート、スラックス。中学と高校ではリボンが異なる。スカートは3種。男女ともに指定のセーターが用意されている。