学校詳細
建学の精神、教育理念
「人間らしく生きる」
校訓は「人間らしく生きる」。「人間だけが自らの夢の実現に向かって向上心を持ち続け、努力を続けることができる。だからこそ向上心を持ちつづけ、積極的に生きよう」というメッセージが込められている。教育目標として「豊かな心・創造力と知性・健やかな身体」をそなえた人の育成を掲げる。
教育の特色
年間3種類の試験を実施、きめ細かく学習指導
生徒一人ひとりの未来を創る土台となる学力をしっかり育む。高1は、均等クラス、高2は、理系コース、文系コース、高3は、理系コース(国公立大・私立大)、文系コース(国公立大・私立大)を設置し、各自の進路希望に応じて学んでいく。
きめ細かい学習指導を行うために、年間で定期考査・到達度確認テスト・模試の3種類の試験を実施。定期考査は年5回行い、授業の理解度を都度確認する。到達度確認テストは、高1・高2では年2回、高3では年1回行い、学習内容が定着しているかどうかをチェックする。さらに、全国レベルの校外模試や検定試験取得などを学年に応じて行い、全国レベルでの学力を確認する。これらの試験結果から生徒一人ひとりの学習状況を把握し、適切なアドバイスや指導に役立てている。
放課後や長期休暇中の講習会では、発展的な問題演習に取り組み、大学受験に向けた実戦力を身につけていく。高1では、英語・数学を中心に基礎力と応用力を養成。高2では、大学入試や模試に向けを、高3では、より実戦的な受験対策を行う。学習の遅れている生徒に対しては、放課後に補習などを行う。
施設設備
明るく風通しのよい教室
ゆとりある校舎に機能と実用を兼ね備えた施設が充実している。窓が大きく明るい教室には液晶テレビと電子黒板を設置。図書館は、蔵書約6万冊、雑誌50種、新聞6紙、映像ソフトは500本で、館内には無線LANを完備。小ホールは、264席が階段式に設置され、ビデオプロジェクター、その他AV機器を完備している。ほかにも、バスケットボールコート2面がとれる広さの体育館、柔道場、トレーニングルーム、屋上プール、メニュー豊富なカフェテリアなどがある。
学校行事
TDU武蔵野祭は全校が一丸となって開催
1年を通して多彩な学校行事が行われている。4月には2泊3日の高校生活スタートセミナー(高1)、6月には体育祭、7月には球技大会、8月には海外英語研修ホームステイ(高1・高2希望者)、カンボジアボランティアツアー(高1・高2希望者)、9月には全校挙げての大イベント、TDU武蔵野祭(文化祭)、10月には高2修学旅行(西九州)、12月には球技大会、エンパワーメントプログラム(希望者)、1月〜3月カナダ短期留学(高1・高2希望者)、2月には文化講演会、合唱祭がある。
部活動
少林寺拳法部、鉄道研究部など豊富
先輩と後輩が同じ目標に向かい、外部試合・コンクールに積極的に挑んでいる。少林寺拳法部など種類も多い。鉄道研究部は、全国高等学校鉄道模型コンテストで、毎年、数々の賞を勝ちとっている。武蔵野祭(文化祭)では運転シミュレーターでの列車の運転が、大人気となっている。
運動部としては、陸上競技部、ラグビー・フットボール部、サッカー部、バスケットボール部、卓球部、バレーボール部、柔道部など。文化部では、放送部がNHK杯全国大会出場の常連となっている。その他に歴史研究部、コンピュータ部、無線部、吹奏楽部、科学部など。また、同好会として漫画美術同好会、物理同好会、シネマ研究同好会などがある。
進路指導
生徒の多様な希望・適性に合わせたサポート体制
「自らの夢を考えさせる進路学習」と「生徒の多様な希望・適性に合わせたサポート体制」を進路指導の方針と定め、3年間を通して計画的に進路学習プログラムを実施している。高校生活スタートセミナー、職業観や勤労観を養うための外部講師による進路講演会、大学オープンキャンパス参加、各大学の教員による主張講義、東京電機大学説明会、卒業生による大学受験報告会などを行う。
大学受験対策講座、各種模試、小論文対策、指定校・公募推薦面接指導など、受験のサポートにも力を入れている。
近年大学進学実績が堅調。ここ数年の国公立大学合格者は、電気通信大、東京農工大、都立大、学芸大など。私立大学では早慶上智、東京理科大、GMARCH、芝浦工業大など。医歯薬系は順天堂大、北里大、東京薬科大、明治薬科大など。理系に多く進学するが、工学系だけでなく、医歯薬系、生物系など様々な分野に進学。東京電機大学を含めた理工系4大学に100名近くの人が合格している。
その他
東京電機大学のあゆみ
日本が将来技術立国になる夢を抱いて、2人の青年技術者扇本真吉と廣田精一が明治40年に開校した夜間の「電機学校」が、東京電機大学の起源だ。以来、現在に至るまで科学者・技術者の養成に力を注いでいる。ラジオの実験放送も時代に先駆けて行い、さらに日本初のテレビの公開実験も実現。当時、テレビ放送実験ができる設備を備えていたのは、東京電機大学だけだった。また初代大学学長の丹羽保次郎は、FAXの発明者であり「技術は人なり」という名言を残している。21世紀を迎えた現在も、大学では時代を牽引する優秀な科学者・技術者を世に送り出している。
制服
濃紺のブレザーとグレンチェックのボトムスが知性と爽やかさを感じさせる
シンプルなブレザー、シャツの色は中学が水色、高校が白色となる。女子にスラックスも導入する。学年によってリボン・ネクタイの色が異なり、校歌にもその色が出てくる。緑は生い茂る若葉、紺は透き通る小金井の名水、赤は赤富士の堂々とした姿…、
学年ごとの色にも意味が込められている。