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とういんがくえん

桐蔭学園高等学校 男子部 2018年度より男女共学

スクール特集(桐蔭学園高等学校 男子部の特色のある教育 #1)

都立上位校との併願に最適な私立進学校

創立50周年を迎える桐蔭学園

来年で創立50周年を迎える桐蔭学園。「能力とは努力の成果」を教育理念に、時代に先駆けて創立時より能力別授業を導入しました。
以来東大をはじめ、国公立大、医大、私立難関大合格者を多く輩出。私立トップ校の地位を築いています。

「下位を育て、中位を伸ばし、上位を鍛える」をモットーに個々の生徒の力を伸ばし、進路の夢をかなえる教育システムは私立校ならでは。
神奈川県の公立トップ校をねらう生徒の多くが併願校として桐蔭学園を選び、さらに都立上位校との併願者も増えています。

今回、桐蔭学園の教育の特色や都立高校との併願動向について取材しました。

桐蔭学園高等学校の教育環境について (一貫教育推進部長・高等学校次長 岡田 直哉先生のお話)

東京エリアから便利なアクセス、環境も良好

例年、神奈川の公立校だけでなく都立校の併願校としても多くの中学生が本校を受験します。
その理由の一つは学園のアクセスです。所在地は横浜でも東京に隣接しており、むしろ多摩地区や世田谷からのほうが通いやすいくらいです。
加えて小学校から大学まで同じ敷地内という広大なキャンパスは緑に囲まれ、自然豊かな環境でのびのびと学ぶことができます。
大学の図書館も利用できる。こうした魅力を都内の中学生のみなさんにもっと広く知ってもらいたいですね。

ちなみに今年の高1生男子では、637名中のうち東京からの通学者として、世田谷区43名、町田市37名、大田区13名の計93名。
男子部全体では、3学年1877名中、世田谷区123名、町田市104名、大田区38名、目黒区33名、八王子市20名の計318名。
女子部では3学年1036名中のうち、町田市67名、世田谷区54名、八王子市12名、大田区13名、品川区8名、目黒区10名など、東京23区と東京都下を合わせて200名。

東京在住の生徒は、本校に入学してみると自分と同じエリアから通っている友だちが案外少なくないことに気づくでしょう。しかし、同じ中学の先輩がいたりすることもけっこうありますよ。

公立校との併願の結果、本校に入学した生徒たちはみんな入学後大きく伸びます。彼らは伸びしろが大きく、モチベーションも高い。それが将来の進路実現のために最も大事です。学園ではそうした生徒たちの期待を裏切らない質の高い教育を行います。

能力別授業と到達度教育で落ちこぼれをつくらない

学習指導の大きな特徴は、能力別授業です。
教科は英語、数学、理科。この3教科は入学時から、さらに高1の後半から古典も能力別になります。これらのクラスをLR(レッスンルーム)と呼んでいます。
男子部は理数科・普通科それぞれに能力別クラスを編成します。
女子部では理数コースと普通コースがありますが、英語と数学と理科はコースごとに能力別クラスを、古典は2コース混合で能力別クラスを編成します。

クラス編成の方法も特徴があります。まず総合成績で分けるのではなく、教科ごとの成績で分けます。
クラス人数も均等割りではなく、基本的に上位クラスと下位クラスは少なめにしますが、教科の特徴や生徒の学習状況により柔軟に対応します。
たとえば数学は下位クラスほど少人数で編成する。これは教師の目がより行き届きやすいようにするためです。
メンバーも固定ではなく、定期的に見直します。本校は二期制で定期試験は年4回。この成績によってメンバーを入れ替えます。
男子部理数科の英語を例にとりましょう。HRクラスは40人前後で各学年6クラスあるので、英語の授業は能力別に6段階に分けます。
高1は上位クラスが40人台、下位になるほど人数を減らし、最下位クラスは30人台にします。学習段階が進むにつれ人数も変化し、高2になると上位者が少なくなります。

到達度教育も特徴の一つです。教員が学期の初めに授業の到達目標を示し、定期試験もこの目標に沿って出題します。試験内容は能力別クラスで異なり、60点以上を取らなくてはいけません。それによって授業が理解でき目標を達成できていると判断します。
達しなかった生徒は補習や課題、追試などを行い、積み残しのないようしっかり教えます。

高校からの入学生と中学からの内部進学生は、高2まで別々に授業を行います。高3の授業は男子部・女子部、そして桐蔭学園中等教育学校の生徒、すべて合流してともに学びます。もちろん高入生・内進生の区別もありません。

私たちはいわゆる落ちこぼれをつくりたくない。それが学園独自の教育システムの大事なねらいです。
本校の生徒はみな優秀です。下位クラスになるのは努力を怠ったため。そうした生徒にも手厚く指導します。
自分が努力すればその結果はすぐに出るし、その逆も同じです。初めにも言いましたが、どれだけモチベーションを維持できるかが大事なのです。

放課後・長期休暇中の講習も充実。予備校に通う必要なし

学園の勉強だけで国公立・私立難関大や医学部に合格する力を十分養うことができます。予備校や塾には基本的に行く必要はありません。実際、成績上位の生徒ほど予備校は利用せず、大学に進学しています。

授業外の学習サポートも充実しています。それが放課後特別講習、季節集中講習、校外宿泊講習です。

●放課後特別講習
週1回、80分の授業を行うもので、講座数も学年が進むほど多くなります。高1は英語が3講座、数学が4講座。高2は国・数・英・社・理の主要5教科19講座。
高3は受験主要11科目50講座を設置します。東大、東工大、医学部、国公立2次、センター対策、早慶理系、MARCH・理科大、小論文対策など、科目に応じてきめ細かく設置しています。

●季節集中講習
夏期・春期・正月に多数の講座を開きます。国語なども充実しており、たとえば高2春期の国語は7講座で、うち3講座が古文。東大や京大、一橋対策を視野に入れた漢文講座も設置します。
数学は17講座で、うち上位レベル対象が1講座、中上位レベル対象が6講座、標準レベルが10講座。多くの生徒が受けやすいように設置しています。高3夏期は90講座近く設置。高3冬期講習ではテストゼミも行います。

●校外宿泊講習
夏休みに高1・高2で成績上位指名者対象、希望者対象の合宿をそれぞれ行います。
志賀高原で成績上位者は12日間、希望者は6日間など。
蒸し暑い都会を離れ、気持ちのいい自然のなかで仲間とともに集中して勉強に励みます。

これらの学習サポートは有料ですが、たとえば高1・高2の放課後特別講習は半期ごとに1講座(80分×6回)が3,600円、高3は通年で1講座(80分×10回)6,000円。夏期講習は1講座1,700円(70分×5日)など低額です。
また放課後特別講習では、講座の大半が予定回数よりも多く授業を行っています。それで費用が加算されることはありません。

ベテラン教員による血の通った進路指導

本校の教員のタイプは画一的ではなく、実にいろいろですよ(笑)。みんな人間味があり、経験豊かなベテランぞろいです。
入試を含め大学情報にも精通しており、担任や進路指導部だけでなく、すべての教員が進路指導を行います。
長年多くの生徒を教えているから、生徒一人ひとりの資質や可能性を見てアドバイスができます。

放課後特別講習や季節集中講習などの学習サポートももちろん学園の教員が担当します。
進路指導というと、受験に直結していることからドライな印象を持たれるかもしれませんね。でも、進路指導こそ人間味がなくてはいけないのです。

たとえば勉強に疲れた生徒が職員室にやって来る。その話し相手になってあげるのも大事な進路指導なのです。私たちは生徒の心を受け止めながら支援します。生徒と教員の仲もいいですよ。

向上心ある生徒を求める

本校に入学する前は、能力別授業への不安を抱く生徒もいるかもしれません。しかし入ってみると、それほど抵抗感はないと思います。
競争心を持って勉強ができるため、向上心のある生徒には向いていますね。
生徒たちはHR(ホームルーム)クラスの友だちだけでなく、いろいろな友だちができると言っています。
いじめなどの問題は固定的な人間関係のなかで起こりがちです。本校の生徒は常にさまざまな友だちとともに学ぶため、いじめが起こりにくい。

HRクラスは高入生と内進生の混合で3年間クラス替えはありません。本校では4教科能力別授業に加え、高2からは選択科目も豊富に設けています。
だから授業によってメンバーもいろいろ。能力別クラスのメンバーも学期ごとに入れ替わる。HRクラスだけは同じ顔触れで過ごすのがいいのです。

本校は男子部と女子部に分かれていますが、男女とも同じ教育を行います。学園祭などの行事も別々ですが、女子生徒は活発で元気です。自分たちで力仕事でもなんでもやっていますよ。
学園の創立当時は、能力別授業を行う学校はありませんでした。成績が異なる生徒を一斉に教えるのはいわば悪平等。それぞれのレベルに合った学習指導が必要なのです。

本校では生徒一人ひとりにきめ細かく確実に対応できる教育システムが確立し、生徒の進路を実現させます。
それができるのは創立50年の蓄積があるからこそと自負しています。
公立高校をめざす中学生のみなさんにもぜひ桐蔭学園のよさを知ってもらい、受験してほしいと思います。

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