私立高校

女子校

かまくらじょしだいがく

鎌倉女子大学高等部

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学校詳細

建学の精神、教育理念

「自己の感性や価値を高め続け社会で活躍できる女性」

鎌倉女子大学高等部では、「自己の感性や価値を高め続け社会で活躍できる女性」を教育目標に掲げています。それは、”いかに時代が変化しようとも、人として大切にするものをもっている女性” ”変化のはげしい現代社会の中で、自立して生きる力をはぐくむ女性”です。このような女性をめざして、「実践力」「思考力」「共生力」――3つの力の育成に取り組みます。

教育の特色

「選抜クラス」「標準クラス」「本学クラス」

鎌倉女子大学高等部では「実践力」「思考力」「共生力」の育成に向けて、さまざまな新しい取り組みを行っています。
高1は、中等部からの「中高一貫生」とは別クラスで学びます。高2から混合クラスになり、希望する進学先などにより「選抜クラス」「標準クラス」「本学クラス」の3つのコースに分かれます。
「選抜クラス」は、GMARCH~日東駒専レベルへの進学をめざします。「標準クラス」は、日東駒専レベルをめざします。「本学クラス」は、併設の鎌倉女子大学への内部進学を希望するコースです。なお、高3進級時にクラス替えを行い、進路変更が可能です。
国語・社会・数学・理科・英語を重点教科として位置付け、教員によって授業内容に差が生じることなく、よりわかりやすく質の高い授業を行うために、「世代間主導体制」を実施しています。経験豊富なベテランの先生が“スーパーバイザー”となって、若い熱意あふれる教科主任の先生と協力して、授業モデルとなる教材研究や授業研究を推進しています。
鎌倉女子大学の併設校である利点を生かし、「本学クラス」の生徒は保育・心理・栄養などとさまざまな大学の講義を受講できます。取得した単位の一部は鎌倉女子大学入学後に単位認定が可能です。また、鎌倉女子大学児童学部・短期大学部への内部進学予定者は、幼稚部や近隣の保育園・幼稚園で職業体験ができます。

施設設備

伝統ある松本講堂、松本記念学舎

創立70余年の歴史ある鎌倉女子大学高等部の緑豊かなキャンパスは、面積約66,000m2。幼稚園、小学校、中等部・高等部、大学がともにのびのびと学びます。耐震構造の校舎、セキュリティー設備も万全。5コースある昇降式温水プール、明るく開放感ある図書館は蔵書6万冊、大学図書館とも連携。伝統ある美しい松本講堂は1,306人収容の本格的なホール。56畳の和室を備えた松本記念学舎。情報処理演習室のPCは英語リスニング演習にも対応するコールシステムを搭載。東京ドームや横浜スタジアムと同じ工法の人工芝を敷設した第1グラウンド。4つの理科実験室、カフェテリア、弓道場、体育館、テニスコート。校外施設として鎌倉・二階堂学舎、北鎌倉・山之内学舎。

学校行事

合宿オリエンテーションでは伝統の「入学坐禅」も

鎌倉女子大学高等部では、芸術や文化、スポーツ、身のまわりの自然と親しむ行事が豊富です。
4月の宿泊オリエンテーション(高1)では、伝統の「入学坐禅」が行われます。5月は運動会、7月は芸術鑑賞教室、大学見学ツアー、8月はオーストラリア語学研修(高1高2希望者)、9月はみどり祭(文化祭)、10月は高2修学旅行(沖縄・九州)、12月は精神修養会、1月は合唱コンクール。

部活動

マーチングバンド部、なぎなた部、新体操部が全国大会で活躍

鎌倉女子大学高等部では、部活が盛んです。授業だけでは得られない貴重な経験と、仲間と共有できる多くの感動がここにあります。
マーチングバンド部は全国大会金賞。なぎなた部、新体操部も全国大会出場。水泳部はシドニーオリンピック競泳銅メダリストの田中雅美さんがコーチとして指導。運動部は弓道部、バスケットボール部、陸上競技部、バドミントン部など9。文化部は日本管楽合奏コンテストで優良賞受賞のフェアリーコンソート部、写真部、児童文化部、ESS、科学部、家庭研究部など11。

進路指導

模試の前後に面談、学習支援センターも設置

鎌倉女子大学高等部では、模擬試験の前後に面談を行い、成績を踏まえて学習計画の見直しや、大学選択などについて具体的にアドバイスします。受験対策講座や夏期講習なども実施します。
また、学習サポートとして、学習支援センターを設置しています。センターでは、生徒の基礎学力の定着、学力向上を目的に、模擬試験の解説・講評や、一人ひとりの学習の状況に応じた学習アドバイスなど、きめ細かい支援を行います。月曜日から金曜日の15:30~18:00に開設します。
近年、筑波大、横浜国立大、横浜市立大などの国公立大学、早慶上智、東京理科大、GMARCHなどの私立大学に合格しています。

その他

3年間毎日書く修養日誌

鎌倉女子大学高等部では、生徒全員が修養日誌を書きます。入学から卒業の日まで、毎日欠かさず書き続ける心と行動の記録です。自分の考えを文字で表しまとめることによって成長の記録となります。日誌は毎日提出し、担任がコメントを書きます。生徒たちはそのコメントに照らして自らを省みたり、励まされたりしながら学校生活を送ります。