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大成高等学校 

スクール特集(大成高等学校の特色のある教育 #1)

自分で選べる時間割。少数精鋭で難関大学の進学を目指す!~特進選抜コース~

国公立・早慶上智などの超難関大学進学を目指す少数精鋭の「特進選抜コース」。着実に成果を出してきている今注目の同コースの教育の特徴とは?

今年120周年迎える大成高等学校。大器晩成をキーワードに、生徒たちの能力が大きく向上し、未来に向けて自己実現を達成できるような教育を常に目指してきました。2011年より、既存の文理進学コース、情報進学コース、特別進学コースに加え、超難関大学への進学を目指す少数精鋭の特進選抜コースを新たに設置、運営してきました。5年目を迎え、ゆっくりと着実な成果を出してきています。

特進選抜コースとは-大成高等学校 教頭・企画広報室長 岡田政雄先生のお話-

2010年に、普通科の中に文理進学コースと情報進学コースを設置して、特別進学コースと合わせて3コース制としました。その1年後には、2年次より特進選抜コースを設置し、より志望校に合わせたコース選択が可能になりました。
このコースは、国公立・早慶上智などのいわゆる超難関大学への進学目標としています。2年次より設置される少数精鋭のコースです。選抜という名称とはなっていますが、本人の強い希望がある場合、今までの成績や学習に取り組む姿勢など総合的に吟味して決定します。一年ごとに選択可能で、3年次には、選抜ではなく、進学や文理など違ったコースを選択する生徒もいます。

特別進学コースでは、主にMARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)を目標にしています。一方、特進選抜コースでは、彼らより週に2時間ほど多く授業が設置されています。その他、大きな特徴としてあげられるのは、3年次に各自の志望校の受験科目に応じて選択講座をアラカルトで受講できるという点です。

教頭・企画広報室長 岡田政雄先生

アラカルトで受講できる選択講座

3年次には、選択講座を19単位用意。国公立理系・文系、私立理系・文系のすべての受験科目に対応したカリキュラムとなっています。
近年の大学受験は、受験科目や受験方法が多様化する傾向にあります。結果、受験生である生徒の学習ニーズも、生徒一人ひとりで異なるという状況が生じているのです。そうなると、何十人の生徒が同じ授業を受けて、全員が同じ内容を勉強するというスタイルでは、そのような傾向に対応することが難しくなります。選択講座をアラカルトで受講できるようにした背景には、そんな状況があるのです。生徒一人ひとりが受験対策の進み具合によって、苦手科目(分野)の弱点補強、得意科目(分野)をさらに伸ばすなど、個々の目的によって講座を選択することができます。
ですから、3年次の時間割は、各自まったく異なります。実際に、現在3年生の特進選抜コースの生徒は18人いるのに対して、時間割は12種存在しています。

各自が自分で選択する時間割

<パターン1> 志望校 東京大学(理系:理科1類)

<パターン2> 志望校 東京理科大学(理系:理学部)

<パターン3> 志望校 早稲田大学(文系:社会科学)

<パターン4> 志望校 慶應義塾大学(文系:文学部)

<パターン5> 志望校 一橋大学(文系:経済学部)

生徒それぞれに対応できる教員たちの確保

生徒たちがバラバラで違う授業を受けますので、少人数制の授業になります。そもそも少数精鋭のクラスで毎年10〜20名程度ですから、授業によっては、生徒が2〜3人ということも珍しくありません。マンツーマンに近い環境ですから、授業中でも先生に質問がしやすいようです。

もちろん、そうなると生徒の質問に対する教員の答えの質が重要になってきます。本校の教員は、その点にもきちんと対応できる人材を登用し、また育てています。たとえば、ある英語のクラス教員は、実は一番使われている英語の辞書の制作に携わっている方で、英語教育の世界では非常に著明な先生です。そういう先生なら、生徒たちが深く知りたいと思ったときでも、きちんと対応できる。そのように考えています。また、当校の先生たちは、とても勉強をしています。それこそ毎日遅くまで。でも、実はこれこそが本来の教育の現場なのでしょうね。

5年目を迎えて、着実に成果が現れている

~実際このコースに選択している生徒たちはどう思っているのか、現役3年生のお2人に話しを聞いてみました。~

現役生徒の声-AさんとKくん-

まず、お二人の第1志望の大学を教えてください。

Kくん:僕は、東工大か電通大です。

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Aさん:私は、国公立というのは決めているのですが、センター試験の結果をみて最終的には判断したいと思っています。でも、現時点では、金沢大学です。

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それぞれその理由を教えてもらえますか?

Kくん:将来は、情報系、具体的にはソフトウェアのセキュリティの仕事に就きたいと思っていまして、より専門的に学べる大学を志望しています。1年生の時から理系に進むというのは決めていましたが、2年生に上がりこのコースに入るにあたって、具体的に考えました。

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Aさん:私は、地方の大学に興味があります。一般的には、「東京」というのは憧れの場所であると思うのですが、東京が地元の私にとっては、あえて見聞を拡げるために地方に行ってみるのもいいかなと。ですので、学費や生活費の面も考えて、国公立を選ぼうと決めました。
国公立受験は、どの教科も万遍なく勉強しなくてはいけないので、マイナスにとられがちですが、私にとっては逆。特に得意な教科がないため、そのほうがアドバンテージになると思っています。
金沢大学に受かったら、国際経済学を学びたいです。私は、政治経済が好きなのですが、数学も好き、世界史も好き。そんなところから、国際経済学が自分にあっているなと感じています。金沢大学は、「人間学部」ではなく、「人間学域」という名称となっていて、より広く勉強できるかなという期待もあります。

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なるほど。お二人とも志望校、理由ともにしっかりとされていますね。

そもそもなぜこのコースを専攻しているのですか?

Kくん:中学生の頃から大学に行くつもりでいて、そのための高校選びをしました。やっぱり一番は、3年生からカリキュラムを自分で選べて、時間割を作れることです。志望校に対して、自分の苦手な教科を強化するためにとることも、逆に得意な教科を伸ばすためにとることもできる。その時に自分に必要なものを、自分の判断でできることは大きな魅力でした。

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Aさん:私も同じです。特別進学コースでも多少は選べるようになっています。それでも、特進選抜に入ったのは、クラスの意識の高さ。特別進学コースより少人数なので、その分意識共有がしやすいと思うのです。一人ひとり現時点の実力も目指すところも違いますが、勉強したい、もっと向上したいという気持ちは一緒。受験は団体戦という側面もあるので、クラスで一人でもマイナスオーラを出していると伝染してしまうかもしれません。逆に一人がしっかり勉強していると「あ、自分ももっとがんばらなきゃ」と刺激を受けることがあります。この環境にいたら私も流されずに勉強できる。気持ちがぶれないでいられるというのは、特進選抜コースはより強いと思っています。

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Kくん:僕は、「7つの習慣」(TOPページ注目のポイント参照)を勉強できるのも魅力的でした。これは、なにかと言うと、世界中で活躍されてきた共通の習慣を学ぶというもの。面白そうだなぁと思っていたのですが、実際学んでみて想像以上に勉強になると感じています。

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確かに受験する上で、カリキュラムの自由度やクラスの雰囲気は重要ですよね。

実際、今勉強していてどうですか?

Kくん:個性的な先生が多いです。キャラクターが面白い。

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Aさん:先生が魅力というのは、私も同感です。「教えたい」という気持ちが強い先生が多い気がします。ただ、授業で教えて、あとは自分たちでテストまでがんばれよ、というスタンスではなく、分からないところを聞くと、わかるまで何度でもしっかりと教えてくれます。不在な時以外、質問に行って断られたことはありません。

それから、これは私だけかもかもしれませんが、違うコースが複数あることで、一層がんばろうという気持ちになります。たとえば、進学クラスしかないような学校もありますが、大成高校には文理も情報も特進もある。なかには、特選のことを羨望の眼差しでみてくれる人もいるようですし、自分自身もがんばって特選に入ったという自負もあります。だから、もっともっとがんばらないといけないなと。それがモチベーションアップにつながっています。

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Kくん:わかります。

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みなさん、プライドを持って勉強されているのですね。

授業はどうですか?

Kくん:もともとクラスが少人数な上、なおかつそれぞれが自由にカリキュラムを決めるので、なかには先生一人に対して生徒が2人というケースもあります。ほぼマンツーマンに近く、授業中でも気兼ねなく質問することができるのがいいですね。

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Aさん:ずっと同じ先生に3年間見ていただけるというのも大きいです。自分にあった授業をしてもらえますし、成長度も現在地も理解していただけている。だから、先生との信頼関係も築きやすいです。

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本当に受験に向けての良い環境が整っているようですね。

では、最後に将来の夢を教えてください。

Kくん:僕は、情報系の研究者ですね。小学生から公文をずっとやっていたのですが、高校生になるときに、数学に関わる仕事がしたいなと漠然と考えていました。2年進級時に情報系に絞り、今では、ソフトウェアのセキュリティという具体的にやりたいことまで決まって来ました。

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Aさん:私は、子どもの貧困に関するNGOやNPOの国際機関に携わりたいです。小さいころからそう思っていたわけではないのですが、広く学ぶ中で自然とそういうことに興味を持つようになりました。この学校で、いろんな教科を選択でき、勉強しているうちに、自分の世界がどんどん広がっていったという感じです。私のやりたいことは、ここにあった、という感じです。

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お二人とも自分の可能性を自分でしっかりと選択してきたからこそ、自分の未来をきちんとイメージできるのですね。受験、がんばってくださいね。今日はありがとうございました。

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