麹町学園女子高等学校では、東洋大学との学校間連携により、2017年度に「東洋大学グローバルコース」を設置。入学生は全員このコースで学び、原則として全員が東洋大学へ進学できます（推薦基準あり）。創立130周年を迎える東洋大学は独自のグローバル教育を推進し、国から「スーパーグローバル大学」に認定されている総合大学です。
「東洋大学グローバルコース」では、大学進学のための受験勉強だけにとらわれない豊かな「みらい」を生徒自らデザインしていくための学びを可能にします。高大連携として、東洋大学キャンパスでの講義の受講、東洋大学セミナーハウス研修などを行います。また、高3は自ら設定したテーマで論文を作成する「みらい論文」に取り組み、総合的学力を育みます。高1・高2は論文の基礎を学び、プレ論文を作成。
「みらい型学力」の育成も特色です。その中心は「アクティブイングリッシュ」と「グローバルプログラム」。授業はもちろん、毎朝の英語音声活動、ICTツールをフル活用した音声訓練、生徒同士が英語を使って学び合うアクティブラーニングなど音声教育を徹底します。定期試験では英語の4技能を測ります。高2オーストラリア修学旅行、ニュージーランド語学研修、3カ月留学制度も実施。卒業時までに「使える英語」と、国際人としての資質を養います。このほか、「みらい型学力」の育成として、各教科の授業で、自ら課題を見つけ、主体的に考え、仲間と協働しながら解決する力を育みます。さらに、体験学習を豊富に行う独自科目「みらい科」を設置します。