私立高校

女子校

この学校をブックマークする

この学校の資料請求をする

おのがくえんじょし

小野学園女子高等学校 

スクール特集(小野学園女子高等学校の特色のある教育 #1)

「自分で考える頭づくり」「分かる授業」生徒のやる気を引き出す教育改革

「次代を担う自立した女性の育成」をめざして教育改革に力を入れる小野学園女子高等学校。その現状と成果について校長補佐の田中好一先生にお話をうかがいました。

「次代を担う自立した女性の育成」をめざして教育改革に力を入れる小野学園女子高等学校。これまでの少人数制教育を生かして、さらに生徒一人ひとりの可能性を引き出し、伸ばす教育を行っています。近年大学合格実績が向上し、国公立大、難関私立大、難関女子大、薬学部・看護学部などに進学。今後の学校の発展が期待されます。

小野学園女子高等学校の教育について、校長補佐の田中好一先生にお話をうかがいました。

▶校長補佐 田中好一先生

めざすは「文武両道女子」

本校では、教育方針に「次代を担う自立した女性の育成」を掲げています。それは、社会のなかで自ら考え、決断し、実行する力をもった女性です。この女性像に向けて、学校を挙げて教育の刷新に努めています。大学進学指導に力を入れるだけではありません。「人づくり」として必要な教育を総合的に進め、手応えを少しずつですが、着実に感じているところです。

その一つが、部活動の充実です。学校として「文武両道女子」という目標をはっきりと掲げ、部活や生徒会活動などを奨励しています。勉強だけでなく、自分の好きなこと、得意なことに挑戦しようと呼びかけています。
近年では、バスケットボール部のインターハイ予選、硬式テニス部の東京都高等学校テニス選手権大会出場をはじめ、屋内プールで年間を通して活動する水泳部、ホッケー部など、運動部が元気に公式戦にチャレンジしています。文化部も吹奏楽部やバルーンアートハンドクラフト部など、いろいろな部がコンクールへ出場、高齢者施設や小野学園幼稚園との交流も行っています。

部活動を通じて、生徒は新しい自分を発見したり、先輩後輩の縦のつながりを築いたりするなど、授業では学べないさまざまなものを学びます。それは、自ら考え、判断し、実行する力を養う機会でもあります。また、体を丈夫にすると頭にも良い影響を与えます。身体と頭は一体であり、部活動は学力にもプラスの影響を与えています。

「自分で考える頭づくり」

学習面の改革も進めています。「次代を担う自立した女性の育成」として、授業では「自分で考える頭づくり」に力を入れています。変化が激しく予測不可能な21世紀の社会で自立し、そしてやがて母になるうえで、自分の頭で考え、道を切り拓く力が必要です。

そのために私たち教師がすべきことは、魅力ある授業を行い、生徒自身に積極的に考えさせることです。たとえば、暗記科目といわれる社会科では「なぜ、鎌倉幕府は1992年に成立したのか?」などの問いを投げかけ、物事の因果関係を考えさせます。すると、生徒からいろいろな発言が飛び出します。数学でも生徒と教師が対話します。的外れな発言も大事にして、理解への道につなげます。国語では読書指導や調べ学習を行います。こうした授業は教師一人ひとりの工夫によるものです。

本校の特色である少人数制教育も「自分で考える頭づくり」のために重要です。1クラス30名程度というのは、中学生・高校生の学習環境として適わしいものです。一人ひとりの発言の機会が増え、教師の目が行き届く規模です。

独自の併用テキストも作成

「分かる授業」の実践も、魅力ある授業として大切です。本校には、中学でごく普通の成績だった生徒が入学します。そうした生徒たちが本校で力を伸ばし、自分の夢をかなえてほしいと思います。

「分かる授業」のために、2016年より英・数・国を中心に、副教材として独自テキストを使用しています。本校の生徒に合わせて教師が作成したもので、教科によって小・中学校レベルの復習から大学入試問題まで載せています。このテキストを使うことで、生徒たちは心理的な抵抗を感じることなく学年を遡って勉強できます。また、小学校や中学校の学習内容が高校へとつながり、さらに大学入試へとつながっていることを生徒自身が理解できます。

独自テキストは、生徒の学習レベルに合わせて内容を見直し、更新しています。教師がつねに目の前の生徒の理解度を確認し、より生徒たちに合った「分かる授業」を行うようにします。そして、基礎を培い、さらに力を伸ばしていきたいと考えています。

努力が報われる成績評価

成績の評価方法も見直しています。定期試験の点数だけでなく、平常点によって日ごろの努力が認められ、報われる評価を行っています。教師は、平常点として小テストやレポート、宿題、授業に取り組む態度など具体的に示しておきます。それによって、生徒が勉強の目標を立てやすくなります。

大切なのは「努力の評価」という視点なので、平常点としてプラス点を与えていきます。マイナス点はつけません。定期試験はちょっと失敗してしまったけれど、レポートや宿題は頑張ったら、その分を成績に反映させます。生徒は自分が何を頑張ったのか把握できるし、教師も勉強のアドバイスがしやすい。また、具体的に勉強目標を考える習慣が身につけば、将来の志望大学・学部も具体的に考えることができるようになります。

この評価法は、保護者にも公表しています。学校・生徒・保護者が共有し、子どもががんばったらたくさん褒めます。小さな進歩も大いに認め、励ましたいと思います。

英語教育・長期留学制度の充実

英語教育も向上しています。本校中学の英語は週7時間、うちネイティブ教員による授業は4時間と充実させています。このカリキュラムをスタートさせてから、生徒の聞く力・話す力が確実に伸びています。高校はコースに応じて多様なカリキュラムを用意し、難関大の一般受験や中堅大学などの推薦入試をめざすコースでは、英語は週8時間、またはそれ以上の時間数を設定しています。さらにネイティブ教員に加え、国の制度を利用して海外の若者をALT(外国語指導助手)として迎えています。

長期留学制度も充実させています。1年間および半年間の留学ができます。留学先はカナダ、ニュージーランド、イギリスでホームステイをして現地校に通います。対象は高1または高2の希望者です。
生徒にとって長期留学は、英語はもちろん、人間として大きな成長の機会となります。留学中はいろいろなハプニングに見舞われます。「先生どうしよう、電球が切れちゃった!」と連絡してくる生徒もいます(笑)。ホームステイ先の自分の部屋の電球切れも、生徒にとってはハプニングです。そうした経験から、困ったことが起きても自分で考え、対応することを学んでいきます。

留学で一回り大きくなる生徒

長期留学をした生徒は、1年後には見違えたようになります。帰国後は自分の留学経験について全校生徒の前で英語スピーチをすることになっています。異国での苦労を乗り越えて大きく成長した生徒は、立派なスピーチをして友だちを驚かせます。こうした生徒は、周りの友だちにも良い影響を与えます。

学校として、留学者を選ぶための特別に厳しい基準は設けていません。本人の希望をできるだけ叶えたいと思います。現地校やホームステイ先などとの連携も行い、生徒をしっかりとフォローします。また、単位認定制度により、帰国後は留年する必要はありません。2015年の第1回目から4人が留学するなど、生徒や家庭は高い関心を持っています。
海外語学研修も実施しています。夏休み中の2週間、行き先はイギリスやニュージーランドです。

自習室や勉強合宿など

はじめに「文武両道女子」のお話をしましたが、学校として生徒の自学自習のサポートや講習にも力を入れています。その一つが自習室です。部活以降の時間にも利用できるよう、朝7時から夜の8時20分まで開室し、教師が交替で待機しているので質問もできます。

放課後は大学入試対策の講座を開いています。これは大学入試の80分~90分を意識した時間設定です。大学受験などの個別指導も行います。質問もいつでも受け付けます。生徒たちは職員室前に設けたテーブルによく来ていますよ。さらに、卒業生によるチューター制もスタートさせ、放課後に生徒の勉強サポートを行っています。

夏休みは本校所有の山中湖セミナーハウスで4泊5日の勉強合宿を行います。朝から夜11時まで机に向かい、徹底して集中力を養います。この合宿の特徴は、高1・高2が合同で行うことです。効果は大きく、後輩は先輩の姿が励みになります。終日勉強はキツいけれど、先輩が頑張っているから自分も頑張れる。その姿を、また後輩へと伝えていきます。少人数制の学校ならではのよさですね。

向上する大学合格実績

こうしたさまざまな教育の取り組みの成果は、大学合格実績にも徐々に表れています。センター試験受験者数が増え、英語で高得点を取る生徒も出ています。近年の合格実績として、国公立大は首都大学東京、国立看護大学校、信州大学など。私立大は青山学院、立教、中央、法政、立命館アジア太平洋大、日本女子大、東京女子大、大妻女子大など。理系も増え、薬学・看護では北里大、東京薬科大、明治薬科大、日本薬科大、東京有明医療大などに合格しています。

変化の激しい社会状況のなか、国も教育改革を行っているところです。グローバル教育やICT教育など、21世紀に求められる教育は本校でも進めています。でも、忘れてはならないのは、いつの時代も人が人を育てるということです。本校では、教師が熱意をもって生徒一人ひとりを育てることを最も大切にして、これからも教育を刷新していきます。

  • この学校をもっと詳しく知る
  • スクール特集トップに戻る

この学校へのお問い合わせはこちら

  • 資料請求をする